でも生きていかなきゃいけないから、やりたいことやってやんよ。までがタイトル。

 

初めまして。茶色です。

 

息子は現在3歳で、軽度知的障がいと自閉症がある。

特徴は会話ができない、興味のあることしかしない、可愛いけど悪戯がすげぇ、

謎なこだわりがある、超偏食。こんなところ。

 

周りの子供たちとなんか違うなと思い始めたのは1歳半ころ。

目が合わない、人見知り、場所見知りしない、何より名前に反応しない・・・

当時海外駐在中だったので、子供が寝た後布団の中で

ブログやYoutubeで「1歳、話さない、目線が合わない、自閉症」

で検索しまくってました。

 

日本にいたら発達検査受けるのに・・・療育だってできるのに・・・

海外にいるから相談先もないし、出来ることがない・・・

孤独で不安で夫とよくケンカしました。

 

二人目を妊娠してコロナ禍で外出禁止になって息子と二人で過ごす日々。

毎日絵本読んで散歩して目についたこと全部言葉にして言葉のシャワーを浴びせ続ければ、

3歳になってぺらぺら話し出した子もいるらしいって出典謎な気休めの言葉にすがっていた日々。

 

結局そんな奇跡的な成長はなく、偏食がひどくなって

せっかく野菜をこっそり混ぜたカレーもハンバーグもチャーハンも食べてくれなくて

挙句の果てに床にぶちまけれて、こっちも妊娠中の引きこもり生活でイライラの境地。

 

携帯大好きな息子。携帯を渡さないでと言ってもすぐ渡す夫。

4時間でも5時間でも携帯でYoutubeを見続ける息子。

せめて生活リズムを整えたいと思って毎日朝から散歩。

13時には昼寝させたい。でも昼寝も思うようにしてくれない、結局昼寝無しで夕方に寝てしまう。

6時ころ目が覚めて結局夜寝るのは12時過ぎる。

 

自分でやりたくてやっているくせに

期待した結果が出ないからって息子にも夫にも切れまくっていた日々。

それを冷めた目で見る夫。それがさらに私を追い込んだ。

 

どうして私の子供なの。人生やり直したい。同い年の子供と遊びたくない。

話せる子供がいるくせに育児の悩みとか言ってそれ自慢かよ。

心の中がぐちゃぐちゃのどろどろでした。

コロナ禍明けてがお友達に会えるようになっても

同年代の子供がいるママ友とは疎遠になった。

 

とここまで書いて思ったけど、暗いですね(笑)

でも今お子さんに発達障害があるかもしれないと思っている親御さんがいて

同じような気持ちで自分を責めている人がいたとしたら

全然普通ですよ!同じ同じ!

私も周りの幸せそうなママたち呪いまくってましたよーと言いたい。

 

自閉症に関する本に

「子供の障がいを簡単に受容できなくて当然」と書いてありました。

 

子供の障がいを受け入れられる過程として、下記のプロセスを経験するそうです。

①気づき・・・

 診断を受けたとき、「やっぱりそうか」と思う人もいれば、

 「そんなはずはない」とショックを受ける人もいます。私は前者でした。 

 

②イライラ期・・・

 最初に抱きやすいのは、怒りや不平等感、敵意や恨みなどの感情です。 

 上に書いた自分の心理状態はまさにイライラ期ですね。

 そして残念ながらいまだになります(笑)

 

③抑うつ期・・・

 イライラが続いた後、今度は逆に気持ちが沈み、暗い気分落ち込みやすくなります。

 私は次男を産んでから抑うつ期に入りました。

 次男にも何かあるんじゃないかと不安になり夜眠れなくなりました。

        

④無気力期・・・

 激しい感情の揺れの後、無気力期がきます。何も考えられない、やる気の起きない状態です。

 次男が1歳になったころ子供たちが可愛いと思えず、

 出来るだけ子供から離れたいと思い、長男は幼稚園に預けました。

 またありがたいことに駐在先ではお手伝いさんを雇う文化があったので、

 次男はお手伝いさんに可愛がられていました。

 自分以外の人が子供を可愛がってくれることに救われました。

 

⑤現実の直視・・・

「ほかの子と同じようにはいかない」という一種の諦めが現実の直視につながります。

 実も蓋もないですが、自閉症は治らないので一生付き合うことになります。

 自分が思い描いていた普通の親子関係、子供の将来、

 自分の老後は全然違ったものになるでしょう。たぶん私はこのあたりな気がします。

 でも全然イライラ期になる時もある(笑)

          

⑥新しい価値観の獲得・・・

 障がい受容ができた段階。

 子供の姿を穏やかに見れるようになる。障がいがあることを自然に受け止め

 子供ために何ができるかを考えられるようになる。

 この域に行くには、あと20年かかりそうです!

 

あんまり役に立たないかもしれませんが、またブログ書きます!