小学1年生になると同時に、

多くの韓国の子供達がそうするように

優くんもほぼ毎日塾通いが始まりました。

 

私は研究者として、結婚出産を経てもブランクを開けず

ずっと仕事を続けてはいますが、優くんが生まれてからは、

4時までには退勤するパートみたいな働き方をしています。

(正式にパート研究員って枠は無いので、お給料半分で

その代わりフレキシブルな勤務状態に回りの人が文句言わない

といったちょっと後ろめたい働き方してます。早く退勤するので

毎日こそこそ目立たないように仕事してます。)

小学校は12時半に終わるので、塾通いしてもらわないと

パートタイムでも働けない・・・。

私も仕事を続けたい、研究費貰ってるし、それなりの結果を

出したいという欲があって、そこは譲れないのが本音です。

女性が働く上で、子供が保育園通ってる時より、

小学校上がる時が困るって話は韓国でも同様です。

 

幸い、韓国の子供達は幼児期から塾通いするのが標準で

普通な事なので、1年生から塾に行かせても

子供本人も嫌がってませんし、

シオモニ(お姑様)からの苦情もありませんでした。

1年生からなんて、お友達に数年出遅れたくらいです。

 

小学校と職場と家が徒歩10分以内の距離なので

塾のバスへの乗り降り、移動は全て私が走り回って

優くんが一人でいる時間がないようにサポートしています。

「小学校まで塾のバスがお迎えに来るから、

一人でバス乗って、塾行って来なさいよー!」

ってほったらかしな感じが、私は耐えられなくて

(仕事辞めて全力で子育てしてない後ろめたさがあり・・・)

仕事を抜け出して小学校まで行ってお見送りして、

ダッシュで職場に帰って仕事の続きをして、

塾が終ると私も退勤する毎日を送っています。

 

それでも、安全不感症と呼ばれる韓国社会ですし

大事故が起きても、本質、ちっとも変わらないですし

私が異常に他人を信用できず心配性な性格なので

小学校の先生も、学童教室の先生も、塾の先生も

大事な子供を預けるほど信用していないので

迷ったあげく、携帯を持たせる事にしました。

 

キッズ携帯と言えば、韓国では腕時計型が数年前から

メジャーなんですが、画面が小さく、タッチ操作が不便。

何よりも問題が、スピーカーから音声が出るので、

会話が回りの人にぜーんぶ聞こえる。

それに抵抗があって、今年新しく発売されて子供用に

人気のあるミニスマホを購入しました。

 

軽くて、57g。

普通のスマホとそっくりの画面。

子供も親のスマホで慣れているので操作が簡単。

写真も撮れる(画素数は相当低いけど)。

 

色々スマホっぽく作ってはいるんだけど

腕時計型より画面が大きくても

やっぱり小さくて、操作はやりずらい。

間違って押したり、電話かかっちゃったり

文字打つのも一苦労。

機能が低レベルなので、ゲーム、SNS出来ません。

子供用で軽い小さいゲーム不可っていうのを求めていたので

悪い点には目をつぶって使ってます。

 

優くん的には、とても満足しているようです。

何せ、自分の電話番号が出来て、

オンマ、お腹すいたーとか、

塾終わったよーとか

文字を送る事ができますし、

写真を撮ってくる事もあります。

ハルモニ(祖母)と電話する事もできます。

 

2年契約なので、小学校低学年の間、ちょうどイイかな。

落として、画面割れませんようにー。それだけが心配キョロキョロ