うちでは、シオモニｍの方針により
人口調味料禁止です。
（味の素みたいな調味料のことです。）
韓国で一度も買ったことが無いので
それがどんな味かも知りません。
とっても体に悪いから口にしてはいけないんだそうです。
シオモニｍの料理のダシは
全て「煮干し
」ダシです。
あとは、唐辛子粉、にんにく、ごま油、塩・醤油で味付け。
シオモニｍご本人曰く
「私は、他の家より多くニンニクを入れるのが好きなのよ。」
そうだと思いました・・・
汁系料理には、ニンニクのみじん切りが
メインの具であるかのように一杯浮いてますし
正直、ニンニクの味しかしません・・・。
同居初めの1ヶ月は
朝からそのニンニクスープを食べるのが辛くて辛くて
死にそうでしたから。
今では何も感じず朝晩食べてますから
人間の慣れと適応能力の高さに驚きます。
さらに、
ここ数年のシオモニｍのマイブーム。
砂糖は使わず、代わりに、
「自家製梅
の砂糖漬けエキス」
を甘みやまろやかさを出すために使います。
体にいいから、どんだけでも食べていいのだそうです。
おかげで、このマイブームのせいでシオモニｍの料理、
辛いのに、やけに甘ったるい味が多いです。
韓国味噌（テンジャン）、
甘辛味噌（コチュジャン）、
サムジャン、醤油。
こういった物は全てシオモニｍの手作りです。
お店で買って来た事ないので
市販のものがどんな味かも知りません。
手作りがあるのに、市販の物買ってきたら
けんか売るような話ですもんね。
小エビの塩辛をキムチや、ナムルの味付けとして
使うことがあるんですが
この塩辛も、シオモニｍのお手製です。
ごま油もどこから仕入れてくるのか知らないですけど
空いた焼酎のビンに詰められた
得体の知れないごま油を使います。
市販の物より味がいいとは全く感じませんが
そんな事は言わない方が身のため。
ごまと、粉唐辛子も、
どこかの市場で安く国産のものを仕入れるそうです。
マートなどで買うなど、もっての他です。
炒りごまを買うのもあり得ません。
炒った分だけ高くお金を払うのがもったいないので、
家でごまを炒ります。
ごま油、梅エキス、にんにくは体に良くて、
薬のようなものなので、
無制限に食べれるだけ最大に料理に入れて
食べるのがいいのだそうです。
シオモニｍからオモニの味を習得すべく
有難く、日々、お話を聞いてはいます。
でも、同居が解消されたら料理教室に
絶対行きたいって思っています。
もちろん、内緒ですよ。
調味料の心得
「ダシは人口調味料買うべからず、使うべからず。
ダシは煮干しのみ。
砂糖は買うべからず、使うべからず。
甘みは梅エキスを使って出すべし。
にんにくは山のように入れるべし。
ごま油、梅エキス、にんにくは薬と心得よ。」
シオモニｍの口癖。
２、３日に一回は必ず出る言葉。
「韓国料理が世界で最高の料理だ。」
そして、独り言に終わらず、同意を求めます。
笑ってごまかすのが、私のわずかな抵抗・・・。
シオモニｍ、最高の国に住み、
最高の国の国民で、最高の料理を毎日食べ、
ほんと、お幸せです。