いよいよ、秋夕当日。


前日、準備で疲れたので、ぐっすり7時まで爆睡ぐぅぐぅ

朝起きたら、物音が!

あっ、シオモニmは、5時くらいから起きて、料理や掃除を

されていたみたいです。ダメ嫁やっちゃったあせる

まっ、もう、朝弱いのはばれてるんで、いいか。


朝8時半には家を出発。

9時には、法事をするシアボニmのお兄さんの家に到着。


女性達は、昨日作った料理を温めなおしたり、

お皿に料理を盛り付けたり、大忙し。

男性達は、祭壇をセットしたり、祭壇にお皿を並べたり、

結構忙しそうでした。

で、子供達は、久しぶりに会ういとこ達と、遊びまくりアップ


10時頃には、準備完了。

法事が始まりました。
 

本当は、男性だけが法事でご先祖様に礼(クンジョル/最高のお辞儀)を

するんだけど、J家はかなり現代風。

男、女の区別なく、一緒に礼をしました。


お酒などを男性達がご先祖様に備えて、礼。

スプーンでご飯を少し混ぜたり、スープをスプーンでかき混ぜたりして、礼。

ご先祖様に召し上がってください、って意味みたい。


そして、ここで、突然、雰囲気が変わりました。

いっせいに、一番後ろにいた私の方を振り返ったんです。

めちゃ、驚きましたえっ

何?なんなの?私、何か間違ったはてなマーク

Jオパが説明してくれました。

「今から10分くらい、ご先祖様が自由に遠慮なくお供え物を食べれるように、

祭壇に背を向けて、見ないようにするんだよっ」ですって。

背を向けて、普段の雑談を皆始めて、そして10分くらいすると、

さぁ、そろそろいいかなって感じで、祭壇の方を向いて、

また、法事が始まりました。

結局、礼している時間が10分くらい、背を向けている時間が10分くらい。

めちゃめちゃ、あっけなかった・・・。


こんなに時間かけて準備して、20分かぁ。

Jオパ曰く、前日から時間をかけて、大変な準備をする、

その気持ちが重要で、それこそが法事の意味なんだとか・・・。

準備には参加しない、男の言い分だなーなんて思いながらも、

一応、うなづいておきました。

家事、子育てだけでも、限界なくらい大変なのに、

現代女性はそれプラス仕事もしているわけで、将来は

少し考え方を変えないと、絶対、女性達はぶっ倒れますよプンプン


で、法事が終わると、昨日大量に作った法事料理を

皆で食べます。このとき、本当は男性と女性は同じ机では

食べてはいけないのです。男尊女卑の考え方が強かった昔の

名残で、今もそうする家も多いはずなのですが、ここでもJ家は現代風。

男も女も関係なし。一緒の机で、ご飯をおいしくいただきました。

外国人としては、男尊女卑だなんて受け入れ難いんで、J家が

伝統を重んじる家じゃなくて、本当に助かりました音譜


2時頃にお兄さん宅を出て、Jオパの実家に帰ったのでした。

しかし、これで終わりではありません。
夕方からは、嫁に行ったJオパのお姉さん家族(4人)が来るんです。

シオモニmは、休む暇もなく、買出しや料理つくりを始めました。

私も、横になるわけにもいかず、疲れている体にムチ打って、

買出しについていったり、家の掃除をしたり、ヘロヘロに・・・。


お姉さん家族とは、お正月以来の久しぶりの再会でした。

疲れてグロッキーになっている暇もなく、積もる話に盛り上がって、

結局寝たのは夜1時。ぶっ倒れるように、眠りにつきました。

予想通り、次の日、9時近くまで寝坊したのでした。


初めての、秋夕。

とにかく、無事に終わりました。

来年は、2度目だから、もう少し楽になるはずです。


私、本当にお疲れ様ーヒヨコ