先週から少量の出血があり、お腹は痛くないけど、これっておかしいと思い

病院にかけこみました。嫌な予感のとおり、「流産」

いつもの日本語堪能な先生ではなかったので、韓国語でしたが、

先生の表情や超音波映像を見て、

素人ながら胎児が死んでいると分かりました。


稽留流産というらしいのですが、全く自覚症状もないし、

検診に行って初めて流産に気が付くことが多いのだそうです。

11週のつもりでしたが、9週くらいからもう成長していなかったようです。

全体の15%近くも、こういった流産が起きるそうです。

はっきりと原因が分かっていないようですが、主に胎児側の問題が多く、

元々成長できない受精卵だったか染色体異常と考えられています。

妊婦側の原因ではないと、お医者さんにも言われたし、

ネットでもそう書いてありますが、それでも複雑な思いです。


流産の手術を終えてきました。

流産と分かって2日間時間を置いたので、

精神的には落ち着いた状態でしたが、とても緊張したし、

しかも予想をはるかに超えて痛かった・・・。

軽い麻酔をして、意識がもうろうとした状態で痛かったわけだから、

相当な痛みです。


今は、体を回復させるために安静第一。

2、3日は仕事も休んで家で休養です。


ここ数日、Jオパも仕事を早く切り上げたり、休んでくれたりして

ずっと私を支えてくれています。

そのおかげで、精神的なダメージから早く回復できている気がします。

辛いのは私だけではなく、Jオパも同じ。


幸せなことは誰とでも共有できるけど、悲しいこと辛いことを

一緒に共有して半分にすることができるのは、家族だけですよね。

一緒に暮らし始めて、生活習慣の違いから不満ばかり言ってましたが、

海を超えて韓国まで来て、Jオパと夫婦になって、

本当に良かったと改めて思いました。


人生は、幸せな時期と苦しい時期を繰り返すものです。

今までずっとそうでした。

人生はプラスマイナス ゼロだと思っています。

ここ1、2年、私もJオパも、プライベートや仕事で、良い事が続きました。

韓国での生活に馴染むための苦労や、今回の流産は、

その反動のマイナスでしょう。

悲しみや苦労が大きいほど、次はもっと大きい幸せがやってくるはずです。

Jオパと、これからも前を向いて歩いていきます。