OBW (Oxford Bookworms) level-6
YL 5.5-6.0
28850 words
オススメ ★★★★★ 買って読むべし


Malcolm Jaggardは会社員。仕事は中小企業の経営状態をみて、経済的なアドバイスをすること…というのは世を忍ぶ仮の姿で、本当は政府の秘密警察のエージェント

恋人のPenelop Ashtonは生物学者で、ある大学の研究所に勤務
そろそろ二人の間では結婚の話もしているので、Penelop(Penny)の実家の父親に挨拶に行った

実家にいるのは父Georgeと妹Gillian、父の仕事の(経営者)片腕として働くBensonが執事のように住み込んでいる
姉妹の母は二人が幼い頃に亡くなっているので、Gillianが家事をしている

広い庭でテニスを楽しみプールで泳ぎ週末を過ごし、Malcolmはすっかり父Georgeに気に入られ、翌週末もまた訪れることになった

二度目の滞在の日曜の夕方。Gillianは教会に行き、三人は庭で喋っていた時に突然悲鳴が聞こえた
Gillianが走って来て、顔を押さえて叫びながら芝生の上で倒れた
Gillianは家の前で何者かに顔に酸をかけられ火傷をし、救急車で搬送されていった


誰が犯人なのか、そしてその動機もわからない
普段家にいるGillianは誰かに恨みをかうようなこともない
ならば父Georgeの仕事の関係者か

翌日、Malcolmは職場のコンピューターでGeorge Ashtonの人物と彼の経営する会社について検索した

まず誰でも閲覧できる一般的な情報の"level green"で検索。画面にでてきたのは

THIS INFORMATION IS NOT AVAILABLE
AT THIS LEVEL
TRY LEVEL YELLOW

そのあとyellow→red→purpleでも検索できず、父Georgeについての情報はlevel-blackの国家の最重要機密に属していることがわかった
一体George Ashtonとは何者なのか?


今までに読んだGRの中で一番面白かった !
本の厚さも手頃で読み易く(一般的なペーパーバックより薄い)、中身はハラハラドキドキの連続 (ジャンルはスリラーandアドベンチャー)

こういう本をあと10冊でいいから読みたい
でもないんだよね…あとは古典ばっかりで

何年も前に買って、オックスフォードのレベル6なので厚いから本棚に寝かせておいたんですが、もっと早く読んでみればよかった

私と同じように買ったまま厚さにビビって放置している人は、面白さは保証しますので是非読んでみて下さい