一つ前の記事「思い出の獣医さん 」の続きです
先生がいちばん、わたしたち飼い主によく言っていたことは
「犬に塩を与えなさい」
ということでした
一般的には、犬のご飯は薄味でといわれています
薄味どころか、塩分は与えないというのがほぼ常識のような感じです
でも、先生の主張はちがいました
「犬の祖先はオオカミ
オオカミは狩をする
狩をしたおおかみはその動物のハラワタも、血も食べる
ハラワタのなかには植物があるし、
血にはたくさんの塩分がふくまれているんだぞ?」
もちろん、とっても研究熱心な先生でした
いろいろな研究結果からの主張だったとおもわれます
わたしにわかりやすいように、簡単に、噛み砕いた言い方で
そうやっておしえてくれていました
わたしは、先生をとても尊敬してたので
先生のいうとおり、塩分を与えてケンタを育ててきました
ケンタはとても健康だったので
先生は「20歳まで生きられるといいのぉ(^~^)」
といって応援してくれていました
しかし、高齢のため、先生は惜しまれながら引退されたのです
最後の日にケンタをワクチンに連れて行きました
「なにかおおきな失敗をしてやめるんじゃないから
よかったとおもわないとな(^~^)」って言ってたのを思い出します
先生引退の後、ケンタをどこの病院に連れて行くか
とっても困りました
ケンタも高齢に差し掛かってたので
これから病気とかも多くなっていくだろうに・・・・
んでも、なんとかひとつも病院に決めて
通うようになりました
そこで、ご飯の話になったとき
わたしは「塩を与えている」と、自信を持っていいました
そうするとその先生は
「塩は身体の負担になるだけで、犬には必要ありません
犬の祖先はオオカミ、オオカミは肉に塩をふってたべないでしょう?」
といったのです
わたしは困ってしまいました・・・( ・・)ゞウーン
(その3につづく・・・)
おととしの12月の写真です(*^▽^*)
リードなしでお散歩できるくらいおとなしくなってたけど
まだまだ元気いっぱい歩いていたなぁw