今朝、ニュースをみていたら
小笠原諸島が世界遺産になるために
外来種の動植物の駆除にとりくんでいる様子がながれてた。
それで自分が、外来種の問題にであった時のことを
思い出したので、書きたいと思います
わたしは野鳥がけっこう好きで見かけた鳥を観察したり、
名前がわからなかったら調べたりする時があるんだけど。
何年も前のある日事です。
すごくおおきな、どんどん変化するびっくりするような野鳥の声を聞き
『なんだ~?すっごいなぁ!!』っとおもって姿をさがしました。
その鳥は姿もすごくって・・・
このオレンジの姿に、白メガネ!!
なんておもしろい鳥!って思って、わたしはうきうきしながら
さっそく種類を調べたんけど、どの図鑑にも載ってません。
おっかしいなぁ・・・??と思って、
インターネットの野鳥のサイトの掲示板かなにかで
質問してみました。すると・・・・わかりました。
この鳥は『ガビチョウ』という中国産の鳥で
昔、ペットとして持ち込まれたものが野生化したもの。
日本の固有種ではないため、図鑑には載ってなかったのです。
なんだ~そうだったのか♪・・・って・・・でもでも・・・あれれ?
そこでわたしがあれれ?と思ったのは外来種はなぜ
野鳥観察図鑑に載ってないんだろう?ってことと
掲示板で教えてくれた人の、文章から
この鳥をなんだか良く思っていない空気がにじみ出てた事です。
・・・・なんだこの空気は・・・?
そのときに初めて、外来種問題にわたしは出会いました。
外来種問題。いまではアライグマのこととか
カミツキガメが川にいるとかニュースで耳にすることも多くなりましたが
鳥や、植物もそう。花なんかとくにそうだとおもうけど
あまりにも無意識にわたしたち個人が
悪気もなく、『花の種をまこう♪』って、ばら撒いた種が
気がつくとこわいくらいに繁殖してることないですか?
わたしはあります
(見つけるたびに抜いてますが種類によってはすごい生命力です・・・)
花にも、鳥にも悪気はないけれども・・・
こういうこと、人間がちゃんと知って
ちょこっとだけ頭においとくことってほんとは大切なんだよね。
世界遺産とか、そういう大きな問題に思うと遠い出来事みたいに思うけど
ほんとは身近な、そこにころがってる問題なんだもん。
だって、いろんなことに当てはめて想像してみたら
本来その場所に居ないはずのものがやってきて
強いものだけ生き残る世の中って、とっても怖いもの。