今週末は待ちに待った神戸新聞杯です。

9/27(日)

中京11R 神戸新聞杯(G2) 芝2,200m 馬齢

アイアンバローズ　北村友

イロゴトシ　小崎

ヴェルトライゼンデ　池添

エンデュミオン　秋山真

グランデマーレ　藤岡佑

コントレイル　福

シンボ　古川吉

ターキッシュパレス　富田

ディープキング　岩田望

ディープボンド　和田竜

パンサラッサ　坂井瑠

ビターエンダー　吉田隼

ファルコニア　川田

マイラプソディ　武豊

マンオブスピリット　M.デムーロ

メイショウボサツ　藤岡康

レクセランス　松山

ロバートソンキー　伊藤工

無敗の二冠馬コントレイルがダービー以来の復帰戦となりますが、自分の興味はそこではありません。

出資馬エンデュミオンが菊花賞の優先出走権を賭けて、このレースに挑戦します。

エンデュミオン

父:ヴィクトワールピサ

母:ヒラボクジビン

母の父:ブライアンズタイム

3歳牡馬　栗東:清水久詞厩舎　秋山真一騎手

本馬はターファイトクラブから一昨年（2018年）の1歳募集で募集され、応援している谷川牧場の生産馬ということもあり、出資しました。

クラブの活躍馬であるインカンテーションの甥にあたる血統馬ですが、募集時の印象は牡馬にしては少し線が細く、清水厩舎の強い調教に耐えられるかなぁと…

正直それほど素晴らしい馬には見えませんでした。多分それは、この母系がダートの活躍馬を多く出しており、今のエンデュミオンのような芝の長距離で活躍するイメージを持てなかったせいかもしれません。

デビュー前にクラブのスタッフさんから本馬の調教の動きが良いと栗東トレセン内で評判になっており、関西馬ながらムーア騎手で東京デビューのプランがあると聞き、かなり期待は高まりました。しかし、中山デビューとはなったものの、北村宏騎手が騎乗したデビュー戦はノーザンのディープ牝馬にキレ負けし、他の1頭にも競り負けて3着でした。中山芝1,800mはこの馬にはやや短かったかもしれない、上がり勝負、キレ勝負でディープ産駒相手では分が悪かったと敗因を考えましたが、いま考えると北村宏騎手とは手が合わなかったのかもしれません。

2戦目の阪神芝2,000mで順当に勝ち上がり、その後はディープ記念弥生賞（7着）、若葉ステークス（11着）に挑戦しますが、春の時点ではクラシックに向かう一線級とは力の差を認めざるを得ない結果となりました。

そしてこの夏は新潟と阪神で芝中距離のレースに出走しました。

5月の早苗賞（新潟芝1,800m）では勝ち馬バビットから0.1秒差の3着。馬場の悪い内を通って、この後に重賞を2連勝するバビットに肉薄できたことで、改めてこの馬の力を見直しました。

古馬との初対戦となった6月の阪神の平場（芝1,800m）では1番人気のダノンアレー以下を抑えての2着。古馬を相手にこのクラスでも通用することを確認できました。

7月の燕特別（新潟芝2,400m）では2着馬を3馬身1/2ちぎって快勝。バテない強みを生かし、距離は長ければ長いほど良さそうに思いました。

そして、前走8月23日の阿賀川特別（新潟芝2,200m）では単勝2.2倍の圧倒的一番人気に支持されましたが、鞍上の北村宏騎手の騎乗ミスにより、菊花賞出走を確実にする待望の3勝目を逃し、2着に敗れてしまいました。理由もなく後方に下げた不可解な騎乗にもかかわらず、クビ差まで詰め寄った最後の直線の脚は際立っていただけに残念なレースでした。

そんなエンデュミオンがいよいよ菊花賞トライアル神戸新聞杯に挑戦します。

直近のクラブ更新情報によると、新潟の疲れはすっかり回復し、この中間は馬体重も増えているようですし、追い切りでは馬なりで好時計を出し、好調をキープしているようです。

清水厩舎の猛トレーニングに耐え、夏にレース経験を積んで、春とは別馬のように成長しました。

歴史的名馬（コントレイル）の胸を借りて、大舞台への切符を勝ちとって欲しいと願っています。

いよいよ神戸新聞杯！