小学校の調理実習で「生姜とツナの炊き込みご飯」を作る授業があった。
レシピは新生姜だが新生姜の季節ではないので「生姜を持って来てください」班ごとに担当食材を相談して持参するスタイルだった。
調理実習当日、生姜担当のさーやは岩下の新生姜を持って来た。生姜だけにしょうがないよね…と班のメンバーで笑いながらそのまま作業に取りかかる。
手分けして調理する途中、岩下の新生姜の袋を見た先生が「話を聞いてなくて岩下の新生姜を持って来たのは?誰ですか?班の誰もその事を教えなかったのもいけませんよ」と何故か怒っている。
全ての班のご飯が炊き上がり試食タイム、各班のご飯を食べる中で実は岩下の新生姜を使った炊き込みご飯が1番食べやすくて評判が良かった。
しかし、先生は岩下の新生姜を持って来た事自体がどうやら気に入らなかったらしい。
ずっと「えー、岩下の新生姜を持って来た班がありましたけどー」と強調してた。
小学生ながらにずっと思ってたけど先生が1番大切な何かを忘れていませんか?と…
『楽しく協力して作って美味しくいただく』これが1番大切なことなんじゃないかと私は今でも思っています。