みきとPオフィシャルブログ「おはようの国」Powered by Ameba
2015年12月27日下北沢GARDENにて
みきとPのワンマンライブMIKIROCK BYPASSが行われました。
まだ若干その余韻が残っている年の瀬ですが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

2015年はみきとP 2nd SEASONということで、
自らヴォーカルをとり演奏していくことをやっていました。
その締めくくりとしてワンマンライブを執り行ったわけですが。
無事、自分のVOCALOID曲を含めた計22曲を演奏し終えました。

思えばこういった単独フルライブというのはほぼやったことがなく、
まして自分一人がプロヂュースする形態のものは初めてでした。
なので終わった今はホッ肩の荷が降りた心境です。
 
あっと言う間の2時間でした。
本編に関しての記事をナタリーさんが書いてくださっています。
そしていたやんさんによるTwitter全曲レポも紹介させて頂きます。
どちらも読み応えのある内容となっていますので、是非。
(本ページの終わりにURL)


僕はといえばちょうど昨日冬コミのお手伝いも終了し年末のあれこれは終了です。
少し、落ち着きましたのでこのブログではワンマンライブのステージ外の部分を
記憶とともに少し回想してみることにします。


それでは参りましょう
 

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回回回回回回回回回回回回回
本番前
回回回回回回回回回回回回回


本番20分前。

楽屋はざわざわと落ち着きがありません。
人によって緊張の度合いが違うので、意外とひとかたまりには居らず
バラけているものです。
それをまとめる意味合いも含め、今日の出演者で円陣を組んで気合い入れをしました。

(本番前の時間は瞬く間に過ぎてしまうもので、もう待ったなし。)

時計を見れば10分前。
ギターの哲くんは最後までTシャツを白にするかグレイにするか、
迷っていました。ボクは「すきな方でいいよ」と言いました。

そして楽屋の隅っこの喫煙スペースで一本煙草をすいました。


定刻。
客電が落ちて、少し会場が沸いたのが聞こえました。
僕はその時「よかった、少なくとも数十人は人がいる」と思ったのを覚えています。
ドキドキしていました。

サポートメンバーのみんなと堅い握手をかわして、ステージに送り出しました。
みなが先にステージに板付き、BGMが落ちました。
そして哲くんのギターアルペジオが8小節すんだ頃、
僕は軽く深呼吸して「お願いします」と袖のスタッフに告げてステージに上りました。
(いつも思うんですが、ステージに上る時に最後に言葉をかわす人って、
家族でも友人でもメンバーでもなく、袖にいるスタッフなんだよな。)

ステージ上は暗くブルーのライトで雰囲気が作ってありました。
哲くんのアルペジオをバックに僕は会場にいる人達にまずお辞儀をしました。
たまにマイクに頭をゴチとぶつけてしまう時があるんですが、今日は大丈夫でした。
いけそうだ。

 



回回回回回回回回回回回回回
本編終了
回回回回回回回回回回回回回

僕はステージ袖から小さい階段を降りて楽屋に戻りました。
そしてすぐ思ったのが「もう、終わるのか!。。嫌だな!」ってこと。
それでも20曲近く演奏しているんだから、「もう」ってこともないはずなんだけど。
(同時に“バレリーコすげー楽しかったな”っていうのも思ってました。)

楽屋では、次に控えたみきと会(emon はりー buzzG 友達募集P)さんの
少々緊張気味な面持ちが見えました。
それとは裏腹にメンバーのみんなは安堵の顔、本編が無事に終わった束の間の開放感。
その二者の対比が少しおもしろかったです。

とは言えやはりまだ電源はONのまま。みんな立ちあがって、ゆらゆらと落ち着きがありません。 
僕は誰にいうでもなく「次出て行くのはTシャツのほうがいいのかなぁ」なんてことを言いながら
会場に耳を澄ましていました。

「アンコール!」という声が小さく漏れ聴こえていて
袖のドアが開くとその声は盛大に楽屋に響いてきて、すこし安心した記憶があります。


みきとさん、オッケーですか?
スタッフさんが僕に確認をとったあと
僕は楽屋の皆に「じゃ、よろしくお願いします!」と声をかけて再度ステージにあがりました。
ステージにあがる時は、『このあとクノイチといーあるとGSGがライブ演奏できるんだ』
というウキウキした気持ち切り替わっていました。



回回回回回回回回回回回回回
全公演終了
回回回回回回回回回回回回回

アンコールが終わり楽屋に帰ってきました。

その場にいた全員が「あっというまだったね!」という晴れやかな表情とともに、
またどこかでこのメンツでやりたいねという、手応えを感じていたと思います。
「無事終わった。。ホッとした」と、「楽しんでもらえたかな」とその二つを同時に思っていました。

“このまま死んでもいいわ”とは思いませんでしたが、それくらい極端に肩が軽くなりました。
ここ一ヶ月くらいライブの事ばかりを考えていたので、大きな事故なくやり終えたことがなにより安堵でした。

現場(楽屋)の状況は、あまり覚えていません。
あいからずせわしなく、人が出入りしていたような感じでした。
そして皆表情は明るかったのが嬉しかったです。



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もちろんライブとしてまだまだ完成出来てない部分に関しては、思うところはあるけど、
今回、みきとPの作風でもある『バンドサウンド』やバンド感っていう部分は達成できたし、
なにより来てくれたお客さんが僕と同じ“ノリ”でいてくれたような気がして嬉しかったです。
あまり自身の(長丁場の)ライブをしてこなかったので、
見てる方もどういう風にライブを楽しんだらいいかわからなかった部分があるかと思うけど、
会場の空気はとても僕と波長があっているように感じました。
みなさんはみなさんのままでいてくれてありがとう
、なんて。





回回回回回回回回回回回回回
みきうち
回回回回回回回回回回回回回


なんかもう、国王(?)みたいな扱いをされてたじたじでした。
かと思えば、僕が歩くとみな後ずさりし、半径何10cmに人の円が出来るっていう現象が。
なんか夜光虫を思い出しました。
でもじきに皆慣れて、参加者の方々とコミュニケーションがとれました。
とてもよい思い出になりました。

イベントなんだけどめちゃゆるい、その感じは結構ありですね。
今後ライブする時、毎回やりたいですわこれ。
次回やるならば、もっと参加しやすい形をとったり、
内容や企画も考えたいなと。





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とまぁこんな感じで振り返りました。
ワンマンライブをやるにあたって大変な事もあったけど、
やってよかったし、
これは次に繋がったという充足感もありました。

僕が今思うのは、
もっと歌がうまくなりたい。もっとギターが弾けるようになりたい。
いい曲をたくさんつくって、聴いてもらいたい。ってこと。
チケット代のもっと何倍もの価値と技術と感動をお送りしたい。
そんな風に思ったライブでした。
精進します。



制作スタッフ、そしてemonさん、はりー、buzzG、ともぼさん、
見に来てくれた媒体各位関係者の皆さん、お友達のみなさん、
そしてCHRISさんお花ありがとう、あと音楽仲間のみなさん、下北沢GARDEN、
そしてご来場のお客様、

ありがとうございました。






■ナタリーさんの記事


■いたやんさんのTwitterでの全編ライブレポ
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いたやん@毎週金曜か土曜みきとP曲紹介 ‏@itayan_2525  12月28日

多少ですが、曲に合わせて思ったことなど呟いていきます。 
まずはライブの大事な最初の曲。小夜子やきゅりあすなどを予想していましたが、
まさかのインスト曲、ねぐら!
バンドメンバーの演奏に紛れてみきとさんが登場して、
演奏スタート。いきなり歌を歌わず、音楽を聞かせる。 
#みきとわんまん
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きっとほとんどの人が予想していなかったインスト曲での始まりは、
みきとさんが歌うことへの期待を高ぶらせつつ、歌声だけじゃなく、
音楽を聞かせるんだという覚悟を感じます。
また、古巣の下北沢で「いつでもここに帰ってこれるように」
という願いを込めて書いたねぐらを演奏する
#みきとわんまん
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次に演奏されたのは「朱色の砂浜」
歌曲のスタートにふさわしい、激しすぎずもなく、まったりすぎるわけでもない曲調に、
みきとさんのやさしい声が、ワンマンにいらっしゃいと歓迎しているかのようで、とても興奮しました。
最初にメンバー紹介をしたのもとてもよかった
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(掲載の許可を頂きました)
☆このレポの続きは→ https://twitter.com/itayan_2525 のちょっと下の方から。