みなさん、
おはようございます。
【朝の道標】を見に来ていただき、
ありがとうございます。
今日のことばは、
「苦手を得意に変えよう」です。
僕の好きな詩に、
森川りうさんの「道のうた」というのがあります。
その詩の中に、
「長所はうぬぼれると短所になる」
「短所は自覚すれば長所となる」と、
書いてあるところがあります。
長所の方は、
「確かになー。」と、
思うんですけど、
短所の方は、
「自覚って、もう痛いほど知ってますよ。」って、
思っちゃうんです。
でね、
この「自覚」がよくわからなくて、
ずっとピンと来てなかったのが、
最近わかったので共有しようと思います。
この間、5年生の息子が水筒を持って来たので、
何気なくコップに注いでみたら薄く濁った液体だったので、
「ああ、スポーツ飲料なんやな。」と思って飲んだら、
腐ったような味がしたんですね。
ほんで聞いてみたら、
「いつの水かわからん。」っていうんです。
気持ち悪いし、洗うのも面倒なので、
ちょっと怒ってしまって、
「飲み水も管理できないんだったら水筒使うな!」って、
言ってしまったんです。
自分でも言い過ぎたなと思ったけど、
あまり息子も気にしてないみたいなので、
そのままにしてたんです。
そしたら今日一緒に出かける時に、
息子にこう言われたんです。
「ぼく水筒使えんからパパの水飲ましてな。」と。
こんな暑い日が続いてるのに、
ずっと気にして水筒使ってなかったんかって思うと、
息子にすっごい申し訳ない気持ちになってしまって…。
すぐ息子に謝って、
「自分の言いすぎてしまう欠点は直さなあかんな。」と、
反省したんです。
多分「自覚」って、
こういうふうに自分で気づくだけじゃなく、
直そうと心が向いている状態なんだと思うんです。
僕の場合、まだ長所にはなってないけど、
言い過ぎたらどんだけ人を傷つけるかわかったので、
言葉をかける時はめっちゃ気を遣うようになりました。
苦手なことに気づくのは簡単やけど、
そこから一歩踏み込んで、
「よし次からこうしよう!」って行動するんは、
やっぱり勇気がいると思います。
僕の場合、
「口が悪い」→「気遣いができる人」となるには、
まだまだ時間がかかりそうですけど、
なんとかスタートだけは切ることができました。
もし、あなたにも苦手なことがあるのなら、
そこに気づいてどうすればいいか、
一度踏み込んで考えてみてください。
まあ、ほっといても考えなければならないような、
痛〜い経験がやってくるかもしれませんが…。
さあ、今日も新しい1日のスタートです。
自覚を目指して、行ってらっしゃい!