みなさん、
おはようございます。
【朝の道標】を見に来ていただき、
ありがとうございます。
今日のことばは、
「中身をゴッソリ変えてみよう」です。
イヤなことや失敗が続くと、
それを考えるだけで気持ちが沈んでしまいますよね。
特に人間関係なんかはそうで、
イヤだなと思う人のことを考えると、
イヤなところばかりが思い浮かんできませんか?
これって頭の中で、
その人の嫌な気持ちが繰り返されて、
ドンドン強化されているからなんですね。
うちの子供も、
最近、苦手な友達からよく声を掛けられるようで、
ちょっと困ってるようなんです。
詳しく聞いてみると、
帰り道にしつこくついてこられるというのだけど、
でも、叩かれたとか、からかわれるというような、
悪意はないようです。
でも、いっしょに帰りたい友達と、
帰れなくなるので困っているらしいんです。
まあ、うちの子供も、
はっきりとやめてとは言ってるけど、
伝わっていないようなんですね。
そこで、
「中身をゴッソリ変えてみよう」の話をしました。
それは、
頭の中に入っている嫌な言葉全部を、
別の良いイメージの言葉に入れ替えちゃうんです。
うちの子供の場合だと、
「あいつは「変な」ヤツだ。」という言葉を、
「あいつは「面白い」ヤツだ。」にしました。
いきなりそうしようと思っても難しいので、
そう思えるような工夫がいります。
なので、
こんな考え方で振り返りをしてみました。
人生には嫌な人が何回も登場するよね。
そのたびに嫌な思いをするから、
嫌な人なんて出会いたくないと思うのは当たり前。
でもね、
ドラえもんでジャイアンやスネ夫が出てこなかったら、
物語は面白くなるかな?
戦隊もので悪役がいなかったら、
毎回、秘密基地で遊んでる5人組の話になっちゃうよね。
物語の嫌なヤツや悪役は、
物語を面白くしてくれて、
主人公を成長させるきっかけになるんだ。
だから、
本当は感謝しなくちゃいけないんだ。
だれだって、
悪い役を演じたくないでしょ?
それなのに、
自分のために悪い役をやってくれてんだよ。
しかもタダで。
そりゃ感謝しかないでしょ。
とまあなかば強引にお話をしました。
そして、
嫌なヤツが実は自分にとって必要な人だと気づき、
イメージしやすい言葉を考えるようにしました。
うちの子供の場合は、
ちょっかい出してくる子がちょっと変な子らしいので、
「変な人って実は笑えるんだよ。」ということで、
「面白い人」という言葉に変えました。
そして、
その人のことを思い出すたびに、
「面白い人」という言葉に置き換えるようにしました。
最初は「ええっ、できないよ。」と言ってたけど、
「まあやってみるか。」ということで始めています。
もしあなたにも苦手な人がいるのなら、
「中身をゴッソリ変えてみよう」を試してみてください。
効果があるかもしれませんよ。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気に、行ってらっしゃい!