みなさん、
おはようございます。
【朝の道標】を見に来ていただき、
ありがとうございます。
今日のことばは、
「気持ちのホームポジションを持とう」です。
ぼくは気持ちがけっこう揺れるタイプで、
調子のいい時と悪い時の差が激しいんです。
調子の良い時は、
何をされてもニコニコしていられるのに、
調子の悪い時は、
ちょっとしたことでイライラしたり、
落ち込んだりします。
自分でもわかっているのに、
その上下の波をコントロールできず、
定期的にこれを繰り返してしまうんです。
だからなるべく、
この調子の波が大きくならないように、
工夫が必要だと長年感じてきました。
何が原因なのか、
色々考えてみてみたら、
どうやら「自分を否定される」ことが、
きっかけになっているようです。
たとえば、
家族に自分がやろうとしていることを、
「絶対に無理だ。」と反対されたり、
受験で先生に将来の相談をしたときに、
「ちょっと難しい。」とやんわりたしなめられたりと、
自分に対する否定的な言葉に、
心が反応して気持ちが下がっていくようなのです。
この「否定語」に対する対処に、
ずっと困っていましたが、
最近、新しい方法で対処できるようになりました。
それが、
「気持ちのホームポジションを持つ」
と言うことです。
気持ちってちょっとした記憶で、
その時の気持ちに戻ることができるらしく、
いい気持ちの時の記憶を思い出せば、
いい気持ちに立ち直れると言うんです。
たとえば、
高い山に登って日の出を見た時の、
ちょっとひんやりした、
すがすがしい空気の匂いとか、
受験の合格通知を受け取った時にいた、
あたたかな部屋にある、
暖房のぬくもりや春の光とか、
言葉や数字じゃない、
形にならないような記憶の方が、
イメージしやすいんだそうです。
だから最近ぼくは、
この方法を使って、
気持ちが沈まないようにしています。
コツは、
自分の気持ちが沈むキッカケやパターンを突き止めて、
それを感じたらすぐに良い記憶を思い出して、
ゆっくり浸ることです。
気持ちが深く沈んでからだと、
復活するのに少し時間がかかってしまうので、
なるべく早めに使うといいでしょう。
もしあなたにも気持ちの沈む時期があるなら、
ぜひこの方法を試してみてください。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気に、いってらっしゃい!