みなさん、
おはようございます。
【朝の道標】を見に来ていただき、
ありがとうございます。
今日のことばは、
「正しいことを正しく伝えよう」です。
「もう、〇〇君ちゃんとして!」とか、
「〇〇さん、それしちゃダメだよ!」っていう人、
よくクラスの中で見かけませんか?
そして、
だいたいそこから口げんかが始まりますよね。
注意している方は、
正しいことを言っているだけなのに、
なぜ注意された方はイヤな気持ちになるんでしょう。
注意される人が、
素直に悪いことをしたと認めない、
そんな性格が悪いからでしょうか?
違いますよね、
注意された経験がある人は分かると思いますが、
「悪者扱い」されるのがイヤなんですよね。
「悪者扱い」には、
その人の全てを否定するような含蓄があるからなんです。
じゃあどう注意すればいいのかって?
それは、
「どうしたの?」とか、
「何があったの?」と、
まずはその人の気持ちを聞くといいんです。
でもその時、
「だって、〇〇くんが…」とか、
「ちがうんだ、本当はこうなんだ。」と、
言い訳がましいことを言うかもしれません。
でもこれはとても正しい反応なんです。
だって、
悪いことをしたと分かっているからこそ、
それを少しでも変えて自分を守ろうとしているんだから。
落ち着くまでその話を聞いてあげれば、
だいたい自分を責められていないと分かり、
守りの反応は消えていくでしょう。
そこで、
「さっきの○○は、ちょっとイヤだったよ。」と、
やんわりこちらが感じた気持ちを伝えてあげてください。
言葉や気持ちって呼吸と同じだから、
自分の意見ばかり言ってると、
相手がなんて思ってるのかが気になり始めるんです。
そこで伝えればいいんです。
伝えるポイントは、
押し付けがましい言い方をしないこと。
絶対分かってもらおうと強引にならないこと。
そう、感覚的に言うと、
傷口にばんそうこうを貼るような、
いたわるような気持ちで伝えるのがいいんです。
これがぼくが思っている、
正しい伝え方です。
もしよかったら、
「正しいことを正しく伝えよう」を、
実践してみてくださいね。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気に、行ってらっしゃい!