みなさん、
おはようございます。
今日は5月22日(日)です。
今日はうちの学区の小学校では運動会があります。
運動会って勝ち負けがあるけど、
みなさんは競い合って勝ち負けを決めるのって、
賛成ですか?
だいぶ前ですけど、
負けた子が可哀そうだからって、
運動会に順位がつかない学校がありましたよね。
ぼくは正直そこはどうでもよくて、
大事なのは「自分らしさを表現できたか」だと思うんです。
ということで今日のことばは、
「友達は少なくてもいい」です。
正直言って、
ぼくは友達が少ないです。
ときどき寂しく思う時もあるけど、
けっして不幸ではありません。
それよりも、
合わない人と無理して合わせないようにしてるので、
けっこう楽ですよ。
よく誰からも好かれる人っているじゃないですか。
何言っても怒らないし、
みんなのためにいっぱいやってくれるし。
どのクラスにも一人ぐらい入ると思うんです。
でも自分らしさっていうか、
本当の自分は大事にしないといけない。
本当の自分と人に合わせた自分が全然違ってくると、
すっごい苦しくなってきて、
最後にはどっちかの自分を殺さなきゃいけなくなる。
お釈迦様がこんなことを言っています。
「際の角のようにただ独り歩め」と。
これを聞いて空海は、
日本の仏教界を出て中国にわたる決意をしたそうです。
親や先生もそうだと思うんです。
いい親やいい先生を演じる必要はないので、
一人の人間として子供と接すればいいはずなんです。
ぼくはそういう大人は信用できるなと思います。
だからそういう大人には本当の自分を出せる。
みなさんの近くにはそんな大人はいますか?
ぼくが中学生のころは、
みんなに好かれたいという思いが強くて、
クラスの雰囲気に合わせる人が多かったけど、
信用できる先生や友達は何人かいましたよ。
きっといるはずだから探してみてね。
その人は必ず力になってくれるよ。
そして、
「友達は少なくてもいい」を試してみてね。
本当の自分の人生を生きるために。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気で、いってらっしゃい!
『みのり塾』(朝の道標)より