予約更新でこんにちは!
lalaです。
久しぶりにこのコーナー!?
本日の映画はこちら。
【君の名は。】
(C)2016「君の名は。」製作委員会
木曜に遅ばせながら見てきました。
去年の夏終わりにスタートして、
まだ上映している凄いアニメ映画。
英語版もでたとかなんとか。
日本だけではなく世界にも
広まりつつある映画ですね。
以下かなり長くなりましたので
お付き合いにご覚悟してください。
見たいとは思っていましたが
混雑嫌いなのと若干天の邪鬼も
あったのかな?そんなうちに
てっきり見逃したな。
と思っていたんですけど
まだまだ絶賛上映中www
それだけでも凄いことですわ。
あれだけの社会現象が
起きている様子
(主題歌やカフェや聖地巡りなど)
にしては、周りからは見たよ~っ
て声を聞いていないせいか
観る前の情報としては・・・
・男女入れ替わりの話。
・映像がすごく綺麗らしい。
・主題歌が凄い売れている。
・ポスト宮崎。
という感じでした。
恥ずかしながら新海監督の
作品も見たことがなく、
宮崎アニメも好きだったけど
10代の頃しかあまり見ていなく・・。
アニメに対して
わざわざ映画館で見るもの?
1800円高くない?
感もなきにしもで・・・・。
(色彩やアート好きとは
思えない発言ですみませんwww)
が、偶然が重なったのかな。
・風の谷のナウシカがTVで上映。
・まだ名古屋の映画館で上映中。
・夫くんが不在。
・レディースデイ。
そう、久々にTVで流れた
宮崎アニメを見たのだよ。
lalaが一番好きであったナウシカ。
数十年ぶりに見たので
細かい所は忘れていたけど
やっぱり好きだわ~。
ラスト号泣でしたwwww
ナウシカの強さと優しさと
存在感に弱いのですわ。
そんな訳で、上記の条件が
重なったのもあり、
はやりの熱も少し落ち着いた
様子もあり、行ってきました。
あ、後アニメ顔(オタク受け?)の
主人公がなんかな。感は
あったのかなぁ。
結果・・・・・。
どうるるるる~。
ばん!(笑)
心震えました。
映像好みだし素敵でした~。
メッセージ性を強く感じました。
号泣というほどには
泣けるというものでなかったけど。
じんわり、ボディーブローの
ごとくくるのですよ。
世界観に浸るというか。
想像力を掻き立てられるというか。
やぁ~うまいわこれ。
色んな意味でかなり
造りこまれている。
旨すぎる、いろいろ。
そりゃーリピも増えるし
原作やらも買いたくなるで
しょうよ~!そして
賛否両論あるのもわかる!!
虜まれちゃう人もわかる(笑)
簡単にまとめると
※この辺から少しネタバレします。
・展開の盛り上げ方が
飽きさせない。
・映像美が素敵すぎる。
・色彩が綺麗すぎる。
・思春期の主人公が可愛い。
・小物が活きてる。
・歌のサブリミナル効果が凄い。
・強いメッセージがある。
・希望がある。
・世界観が壮絶素敵。
結果的に、
ストーリーとしては
子供らわからんくない?
とも思いましたし、
(イヤ、うちの夫くんわらからなそう)
ちょっとしたもやっと感が
ありました。
で同じ感想あるかな?と
今回もすぐさま検索しました。(笑)
そこも憎いつくりよねぇ~。
そんな訳で、賛否両論ある
映画なのは納得なのですが、
見た後に誰かと話がしたくなる
憎い演出だらけなのですよね。
多分その後見たらまた違う
発見とか感想がありそうだし。
感想検索した結果は
ほんと真っ二つな感じでした。
【良かった】
・映像美
・面白かった
・いい話
・心震えた
・号泣
が圧倒的に多くありました。
【悪かった】
・ストーリーがめちゃくちゃ
・展開が読める、ラストに納得いかない
・わからない
・難しい
・人気が分からない
・主人公の必然性がわからない
・どうして恋愛に発展するかわからない
などなど。
そこを適当におおざっぱに
分析してまとめると
・映像美
⇒そのまま
・面白かった
⇒展開に乗れた人
・いい話
⇒総合的に見ている人
・心震えた
⇒自分なりにメッセージを受けた人
・号泣
⇒恐らく主人公に感情移入出来る世代
もしくはピュアな人
・ストーリーがめちゃくちゃ
⇒時間軸、入れ替わり、記憶や矛盾
につまずいてしまう人。
・展開が読める、ラストに納得いかない
⇒覚めた目で見ている人
もしくはピュアさがない人
玄人目で見ている人
・わからない、難しい
⇒展開についていけない人
観察、推察力が薄い人
キーワードに反応できない人
なぜ?にこだわる人
矛盾や繋がりを気にする人
思春期に同調出来ない人
ぼやっとメッセージを受けた人
・人気が分からない
⇒自分のなかで完結してしまう人
先入観で見た人
ストーリーに乗れなかった人
感覚が若干鈍い人
メッセージを感じない人
・主人公の必然性がわからない
⇒これ結構どうでもいい(笑)
フィクションだし。アニメだしwww
しいていうなら、三葉は必然として
相手は東京のイケメン?であれば
誰でもいいし、今どき男子っぽさが
感情移入しやすいと思いました。
瀧くんに必然を求めたら現実味が
薄れると思うんだよね。
誰でも主人公になれる的なものですよね。
・どうして恋愛に発展するかわからない
⇒これもいわずもがな。
誰だって思春期ってこんな感じでは?
初めての相手って容姿以外であれば
理由なくふざけあって、気になる存在から
好きになっていったりしませんか?
初めての異性へのドキドキ⇒楽しい
⇒気になる⇒会いたい⇒好き
そんな単純なものですよね?
若かりし恋って。
初めてである程、色々ムキに
なったりする訳で。
わからない人・・・。
なんか・・逆にびっくりするわ。
理由なきゃ人を好きにならんのか?
身近な人が気になったりしませんか?
理由づけしない理由として
誰でも思春期あるでしょ??
自分の学生時代は逆に
ませてたとか無関心だった
とかとしか思えないけど。
そもそも不思議な体験を
お互いがして、共有している
だけでもう既に特別な存在だし。
(C)2016「君の名は。」製作委員会
男の思春期なんて
先輩⇒遠くの憧れ
三葉⇒ごく身近な現実体験
であれば身近な方が気になるっしょ。
旨く描かれてると思ったけど。
三葉からすると東京のイケメンに
瀧くんが選ばれたの?
感はありますが、そもそも
生活スタイル自体に憧れがあり、
素敵な先輩に憧れてる?ってだけで
気になったりしませんかねぇ?
王道な感じ。
そこ気にしてたら先楽しめません。
(※少女マンガ&韓ドラ好きには
全然理解できちゃう組み合わせです。)
逆に先輩が三葉が入っている
瀧くんを好きになることが
まったく信じられず、中性的なのって
いまどきだなぁ~と思うくらいで。
結局好みとかの違いなのかな?
などなど・・・・。
まぁ、確かに細かい矛盾点は
いろいろあるし、若干描写が
わかりにくいかな?
感情がわからないっていうのが
いちばん置いてかれるケースかと。
結果としては、lalaと同じような
感想を持った人。
あんまり見つけられなかった。
と言う感じでした。
まぁ賛否両論もわかるからね。
こういう映像が綺麗なものは特に
説明より感情に訴えるもので
子供向けなのかな?と思いきや
流れには重要なアイテム、
謎めいた言葉や行動が
所々に散りばめられている。
得てして
いい映画と言われるものって
セリフ少なくないですか?
ごちゃごちゃ説明してる映画なんて
見たことないわな。
だから
たった1つの言葉に感動できるか?
たった1つのシーンに感動できるか?
という部分も強く
それぞれの個人が持つ感情を
いかに震えさせるかなんだと思う。
そういう意味でこの作品は
懐かしさ、儚さ、切なさ、
絶望、喜び、祈り、願望、希望
にも強くリンクしてくる。
表面的には
男女の可愛らしいラブストーリーが
コミカルに展開していく
⇒どんどん話が壮大でシリアスに
というわかりやすい感じですが、
それに気をとられすぎて
多分序盤に見落とすと
わからなくなる部分も結構
ちりばめられていて、
新海さんが仕込んでいる
いろいろなキーにどれだけ
反応出来るかによって
感想はがらりと変わると
思うのですよ。
そんな訳で、
lalaとして、映像で
印象深いのは
・空、彗星、糸守村、震災
(C)2016「君の名は。」製作委員会
そして言葉、アイテムとして
「糸」、「ムスビ」、
「入れ替わり」
「かたわれ時」
「忘れてはいけないもの」
がとても心を奮わされる
ものたちでした。
そもそもかたわれ時を
知らないと話にならないしね。
(授業中に説明してたけど↓
意味は薄かったような。)
(C)2016「君の名は。」製作委員会
lalaは「逢魔が時」って昔怖い
漫画がありまして。
それで特に違和感がなかったかも。
まぁその辺りの細い矛盾点は
フィクションとして
納得しちゃえる人は強いかもね。
逆に間違い探しみたいで面白いし。
そして余韻が楽しめる人が
なんといっても強いよね。
要は、想像力なのかもしれないけど。
ということは、右脳人間のほうが
楽しめるのだろうね。
きっと。
lalaは右脳人間だろうから
感じるものが多かったのかな
と思ったりします。
最近のアニメ侮れがたし。
源ちゃんの歌にも通ずる(笑)
最近ドラマとかにも小道具とか
裏テーマとか拘りが凄く
多くなってきてますが。
深いですねぇ~。
というか造りこんでますね~
というか。昔のアニメって
もう少しファンタジー感が
あったように思います。
(現実実を出さないというか)
今回、
特にlalaが引っ掛かったのは
「震災」部分ですかね。
こちらは間接的に使用されて
いますが、映像が映った瞬間、
あの日のTV映像が
フラッシュバックしましたよ。
そしてその後もやもやと
被災者や被災地に
対する想いのようなもの。
「忘れてはいけないもの」
そして「普遍的な日常はない」
そんなことを日本人であれば、
あの2011年の震災の中に
いた人であれ、見守った
人達であれ、誰しもが
意識的にも無意識的にも
心に刻み込まれているそこに
リンクさせてるなぁって。
(それ以外の震災にもリンクしている
可能性もありますね。)
誰しもが祈りや希望では
現実では何もできない。
それがわかっている上で、
でも求めていて、
それがハッピーに結び付く。
これはこのラストが
今の日本人には
必要不可欠なのだなぁって。
フィクションであるから、
ハッピーエンドが見たい。という
そこをちゃんと押さえてるなぁ。って
思いました。
だから、こんなに万人受けする訳で。
(C)2016「君の名は。」製作委員会
そして時間の経過を
3年後、5年後、8年後と
表しているのがまたなんか憎い。
2011年から5年経った去年。
2016年。
このタイミングでの上映って
これも妙なもので、
完全に前を向いてる人ばかり
ではないにしろ、
「忘れてはいけないもの」の中に
名前、人、場所、出来事が
含まれている気がして。
5年たったからこそ目を
そらさずに見られるのかな?
だって、2011年直後はこういうの
結構嫌煙されてたじゃない。
時間の経過。
傷跡も懐かしさや哀愁となる。
「忘れてはいけないもの」
が連呼される部分。
lalaの涙腺がにじんだ部分は
このあたりかなぁ。
個人的に両親が他界しているので
その辺にも微妙にリンクしました。
そういうの、経験してるか
していないかとかで感じ方も
違ってきますからね。
という訳で、はっきり言えば
複雑な気分でしたの。
でもね、ラストのせいか、
なんとなく爽やかな気分に
なるんですよね。
作品の見事さも、
ストーリーのわかりやすさ、
可愛らしさもあるし、
手の平の文字を見たときは
ときめいたし(笑)
でも胸を締め付けるような
切ない気持も感じた訳で。
忘却や記憶というワードも
旨くつかってる。
素直に面白かった!!
良かった!
と言える人は多分単純に展開の
流れに乗れている人だし、
運命の人に希望をもったり、
ハッピーエンドが
嬉しい人だと思うのよ。
lalaは一言では無理だな。
心が震えたが近いかもな。
まぁこれは分れるはずよね。
という訳で、震災にリンクしている
感想もあるにはあったけど、
そこにスポットを置いている
感想はあまり見つけられず。
(情景だけだからね基本的に)
深海さんのコメントには多少あるので
裏テーマと言ってもよさそう。
よくわからないけど
良かったって言う方は
きっとその辺がえぐられてると
思うんですよね。
そんな新海さんのこだわった
所というのをまとめると
・運命の人はいるということ。
・深刻になりすぎないこと。
・風景を美しくする必然性。
・運命の赤い糸に見える組紐。
・喜怒哀楽を感じてほしい。
・楽しんでほしい。
【人生には出会うべき相手がいる】
というのが大きなテーマのようです。
うん。確かに2人が奇跡的に
出会ってなかったら成り立たない
ストーリーです。
まさかそんな展開になるとは
思っていなかったから、
この部分は面白かった。
あ~繋がる、繋がる〜。
全て繋がる〜。って感覚でした。
新海さんはキャラクターより
情景描写のほうに傾きを
おく方のようですが、今回は
キャラクターは別の方に依頼
したことによって確かに
イキイキしていて、綺麗な風景に
コミカルなキャラクターの
両方に目を奪われました。
今までの自分を知らない人に
見てもらいたい気持ちが
強かったという作品として
完璧だと思います。
そういう意味では以前から知っている
人をいろんな意味で裏切っているらしい。
話題になる作品には理由が
あるんだなぁと思いました。
また見たいと思うし。
(必然的に夫くんが見たがっている・・・・)
この作品は映画館で見て
良かった作品でした。
お勧め度★★★★☆
うん。高いね。
なんだかまだちょっと
書ききれない感があるんだけど
感想コメントとかあると
嬉しいです。
いまさらですがwwww(笑)
あ、そうそう、lalaのもやっと
ポイントとして。
・お父さんどうなった?
・何故お婆ちゃんと四葉がいる?
まあその辺り。
この辺は結果は分かるのだけど
過程は省略されちゃってる。
検索すると、本にはも少し詳しく
書かれている?みたい。
もしくは想像として?
父が悟った。
お婆ちゃんが悟った。
などなどありましたから、
結果的に三葉が説得した。
だけではなく自身で感じ取り
動かされたのか。と納得できました。
あのお酒を飲んだ瀧くんの
フラッシュバック映像にかなり
秘密が練りこまれてるんだな。とか。
深海さんコメントを見たのも
スッキリしました。
そんな訳で、
まとまり良いのかはわかりませんが、
沢山書いてスッキリした!
こんなに沢山かける凄い作品。
には間違いありません。
長々とお付き合い
ありがとうございました。
(C)2016「君の名は。」製作委員会
いや〜しかし、1日経過しても
頭の中に主題歌がこだましてるー。
ほんと、サブリミナル効果凄いわ(笑)
※PSまだシン・ゴジラもみていません。
○君の名はカフェネタ
http://ameblo.jp/mikitakalala/entry-12245457557.html
◇ミニメモ◇
●君の名は
http://www.kiminona.com/