こんにちは
今日はET10
判定日はET13で息子の月命日
大谷くんみたいなホームランが打ちたいけど、今も子宮にズキズキと痛みがありもうダメな予感しかなくて、残念ながら全然ワクワク出来てません
2019年9月に採卵した2日目4分割フラグメント5%の初期胚
移植前日に融解して、3日目には9分割グレード3になりました
死産してからの連続採卵で貯めた初期胚の中で、胚盤胞にならずに移植も出来ないまま治療を終えるのは諦めがつかないから…と無理を言って残した最後の卵
伊勢神宮に神頼みも済ませて、さよならホームランを期待しつつも、内心はやっぱり諦め9割で
とにかく無事に溶けて移植さえ上手く出来ればもう妊娠できなくてもいい、って思ってました
移植当日はがむしゃらに頑張ってきた治療をいよいよ終える寂しさで感傷的になり、色んな事を思い出して待機中のベッドで泣けてきました
今回の移植は運良く院長で、最後に腕が良い院長にあたった事はほっとしました
内膜も過去最高10.5ミリと幸先良かったのに
百戦錬磨のはずの院長でもスタイレットが入らず…イラついたのか最後のほうは乱暴にグイグイ押されてめちゃくちゃ痛かった
20分近くの奮闘の末に、急遽
『針で刺す移植に変更しますね』 とトワコ法に
私には優しく接してくれたけど、急な変更に慣れてない看護師さんを怒鳴る院長、別の対応できる看護師を電話で招集したりピリピリとした空気の中で、『もうちょっと粘って欲しい。トワコ法は嫌です』なんて言い出せる雰囲気ではなく、身を任せました
麻酔も無かったけど刺す痛みは採卵と同じくらいで、どうにか最後の移植が終わりました
トワコ法は転院前の説明会で直接院長に質問したのでどんなものかは把握していました…
「移植困難で毎回痛くて出血したり時間がかかるからホームページに書いてある針の移植をしたい」と言うと院長は「出来るけど着床率が下がるよ」って4年前に言ってました
最後の最後に着床率が下がるやり方でしか移植出来なかった事にガックリ
術後の処置室で看護師さんにトワコ法は年に2件くらいしかないって言われました
セントロメアもだけど、なんでレアケースばっかり引き当てちゃうのかなぁ
帰宅後、トワコ法になったのがショックでふさぎ込んで泣いていたら「まだダメって決まったわけじゃないのに」って主人に怒られました
私が泣いてるのは結果がどうこうじゃなく、万全な状態で移植出来なかったから
せめて最後くらい、痛みなくスムーズな移植で終えたかった
トワコ法だったからダメだったのかも、中で出血したからかもとか、疑ってしまう余地があるのが嫌なんだよ
普通にスムーズに移植さえ出来れば諦めがつくと思ったのに、トワコ法になったのが悔しいって泣きながら話したら
また採卵すれば良いって笑
私の不妊のせいで通算1200万は使いました
私が主人だったら嫌味の一つでも言いそうだけど、今まで一度も言われた事がありません
採卵も移植も、全て私がやりたいようにしていいよって…
流石に採卵はもうしたくないけど、好きなだけ治療させてくれた主人には感謝して、今後はタイミングを頑張ってもらいます
14回移植した中でスムーズだったのは4回くらいで、毎回ぶっつけ本番でした
移植が上手かったのに妊娠出来てない時もあるし、卵を戻してしまえば関係ないのかもだけど…
移植本番前にトライアルトランスファーと言って、事前にシミュレーションしてくれる病院もあるそうです
移植する医師は選べないし、ベテラン院長でもトワコ法になるくらい屈曲があるんだから、仕方ないのかな
私の長かった高度不妊治療は次の判定日でいよいよ決着がつきます
死産してから14回採卵して、5回移植する事が出来ました
初期胚2個胚盤胞3個
せめて1個でも移植出来ればと思っていたのに段々と欲が出て、我ながら良く頑張ったと思います
こんな成績だけどセントロメアでもっと苦しんでる方々を沢山知っているし、2人も妊娠出来て上出来な結果だと自負しています
治療の末に出産出来るのが一番幸せだとは思うけど、治療をやらなければ良かったとは今は思ってません
やれるだけ、やりきった
結婚して7年、治療始めて6年
治療を始めた当初は42までに妊娠出来なければ辞めるつもりでした
42でやっと初めて妊娠出来たら死産して、やめる事が出来なくなりました
死産後は貯卵に1年半、移植するのに1年、長かったようであっという間でした
最後の移植でトワコ法は想定外だったし残念だけど、やれなかった事を最後にやれたから結果オーライかな
判定日当日に結果を聞くのは耐えられないので、前日にはフライングするつもりです
またご報告致します