みなさま、こんばんわ🌜
今日の東京は晴れでした🌞
※ 絵画の写真は撮影OKなもののみ撮影・投稿しています。
東京駅へ
今日は電車に乗って東京駅に行ってきました。
久しぶりに来た東京駅の丸の内口は、立派なビルが立ち並び、すっかりモダンなビジネス街になっていました。
三菱一号館美術館
東京駅からしばらく歩いて、三菱一号館美術館にやってきました。
「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」を見るためです
今日が最終日だったので、急いでやってきました
ピンクとブルーの服を着ると200円引きということで、もちろんその服を着て行きました
私が三菱一号館美術館に到着したのは午後5時頃。
その時で既に30分待ちの長蛇の列ができていました。
20分ほどして無事に美術館に入場することができました
2人の画家
この展覧会はそのタイトル通り、2人の画家の展覧会です。
2人の画家とはルノアールとセザンヌ。
2人とも印象派で超有名です。
2人は同時代にフランスに生まれ、交流しながら芸術を発展させていきました。
静物画
Renoir (1881)「桃」
2人の作風は全然違います。
こちらがルノアールの作品。
何とも美味しそうです
Cézanne (1890-1894)「わらひもを巻いた壺、砂糖壺とりんご」
こちらがセザンヌの作品。
輪郭がハッキリしていて、目に飛び込んできます。
歪んでいるテーブルが絶妙なバランスです。
人物画
Renoir (1892)「ピアノの前の少女たち」
こちらがルノアールの有名な作品。
みんなが知っていて、すっかりおなじみです。
何とも柔らかそうで、親しみやすい絵ですね
Cézanne (1885-1895)「セザンヌ夫人の肖像」
こちらがセザンヌの作品。
ところどころ余白を残し、キャンバスの地の色がそのままになっています。
のっぺりしているのに、リアリティがあるんですよね。
水浴
Renoir (1895)「長い髪の浴女」
こちらがルノアールの作品。
まるで夢のような絵です。
すごい吸引力があって、絵の中の明るくて楽しい世界に引き込まれそうです。
Cézanne (1874-1875)「3人の浴女」
こちらがセザンヌの作品。
立体感とリアリティをすごく感じます
ルノアールが「夢」だとしたら、セザンヌは「現実」なんですよね。
ルノアールの上達
Renoir (1869)「セーヌ川のはしけ」
ルノアールの絵の経時的な変化がわかるのも面白かったです。
こちらはルノアールが28歳のときの作品。
この時点で十分うまいです。
Renoir (1883)「海景、ガーンジー島」
こちらがルノアール42歳のときの作品。
28歳の時よりうまくなってる
14年間で独自の手法を確立し油がのっているように見えます。
ルノアール最晩年の作品
Renoir (1915-1917)「バラをさしたブロンドの若い女性」
こちらはルノアール最晩年の作品。
モデルはのちにルノアールの次男ジャンと結婚したカトリーヌ・ヘスリング。
この頃には、ルノアールはリウマチで関節が動かず、夜ごと骨が変形して軋む痛みにうめき声をあげていました。
絵を描くにも筆を手に縛り付け、硬直して動かない肩関節を辛うじてわずかに動かして描いていたのです。
それなのに、苦しみを一切感じさせない力強い絵です。

実希
ルノアールは痛みや苦しみに負けなかった。
運命を克服したんや。
と思いました。
オディロン・ルドンのド迫力の絵
Redon (1901)「グラン・ブーケ(大きな花束)」
展覧会ではオランジュリー美術館からレンタルした絵画のほかに、三菱一号館美術館が所蔵するコレクションも公開されていました。
こちらは印象派を代表する画家オディロン・ルドンの「グラン・ブーケ(大きな花束)」。
ルドンの展示室に入った途端、2メートルをゆうに超えるこの絵が目に飛び込んできました。
ド迫力に圧倒され、見とれてしまいました
ルドンは私が中学時代、1番好きな画家でした。
高校に入ると、ウォーターハウスやミレーにハマるんですけどね
Redon (1910)「ヴィオレット・ハイマンの肖像」
オディロン・ルドンは、我が国の臨床心理学界隈ではこの絵で有名です
タイトルは「ヴァイオレット・ハイマンの肖像」。
夢見る夢子ちゃんという意味です。
他にも三菱一号館美術館が所蔵する
- ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
- クロード・モネ
が惜しみなく公開され、見ごたえがありすぎる展覧会でした
行って良かったです
夜の東京駅
一通り鑑賞して、三菱一号館美術館を後にし、ブラブラ歩いて東京駅まで戻ってきました。
素晴らしい芸術に触れることができ、大満足な何とも良い1日となりました
オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語
次は、10月に「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」展に行く予定です
今から開催が待ち遠しいです
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋