みなさま、こんばんわ🌜
今日の鹿児島は晴れでした🌞
“断らない病院”のリアル
6月5日(木)0時~1時に再放送された『“断らない病院”のリアル』をついに視聴しました。
今の病院は大変みたいです💧
このドキュメンタリーの舞台となっている病院は、「神戸市立医療センター中央市民病院」です。
関西ではとても有名な病院です。
働き方改革で逼迫
病院の経営状態が悪化しているそうです。
その原因はスタッフの「働き方改革」。
医療機関はスタッフのサービス残業で成り立っていたんですが、残業代を払わないといけなくなり、人件費が膨らんでいるそうです。
労働基準監督署にも労働時間を監視されて、労働時間の制限を迫られているようです。
労働時間の適正化を図るためにスタッフを増やすと、また人件費がかかる。
そこへコロナや物価上昇で更なる打撃が加わり、大変なことになっているそうです。
政府が社会保障費を積極的にカットしている今、医療・福祉業界は逆風が吹き荒れています。
時代にのまれるか生き残れるか。
今がまさに分岐点と言えるでしょう。
昔はよかった
私は元看護師ですが、私が現役だった時代は良い時代だったと思います。
私は現役時代、毎日4時間ほど残業していましたが、残業代をもらったことはありません。
前残業、後残業はもちろん、当然のこととして休日出勤もやっていました👍
他の看護師もみな遅くまで残っていたり、勤務日じゃないのに出勤していたりしていましたが、残業代を申請してはいけない暗黙の了解があって、残業代は誰ももらっていなかったと思います。
労働時間を申請する用紙があって、そこに「自己学習」と書いておけば、誰にも迷惑がかからず無限に残業が可能でした👍
師長さんによっては、長時間残業をしている看護師たちのタイムカードを、帰りがけに代わりに定時で切ってくれる師長さんもいました(タイムカードが病院の玄関にあることもあり、残業中にそこまで行けないのです)。
ほぼ全ての看護職がこのような方法で毎月長時間のタダ働きをしていましたが、労働基準監督署から指導が入ったことは1度もありませんでした。
病院の経営は、このようなスタッフの自己犠牲に支えられていたんだと思います。
それができなくなってきているので、大変なことになっていますが・・・😅
ホワイトはコストがかかる
残業がないか、残業してもきちんと報酬が支払われるのが理想ですが、そういったホワイトな環境を作ろうとすると、コストがかかるんですよね😅
どうやってコストをかけずに、ホワイトな環境を実現するかが今後問われる課題なのかな、と思います。
神戸市立医療センター中央市民病院が生き残れますように🙏
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋