みなさま、こんばんわ🌜

晩秋なのに暑い日々が続いています🫠

 
1 PTMF模索研究読書会
 

 

本日は午前10時から PTMF模索研究読書会(第9回)が開催されました。

 

画像は読書会指定の『精神科診断に代わるアプローチ PTMF』の本です。

 

PTMFとは以下のような意味です👇👇👇

PTMFとは

精神科診断に代わって、心理的苦悩をとらえるパワー(Power)・脅威(Threat)・意味(Meaning)のフレームワーク(PTMF)です。

 

PTMFは、イギリス心理学会臨床心理学部門の資金提供によるプロジェクトの成果として、心理士と当事者の協働により生まれました。

 

心理的・感情的苦悩を、医学的な診断によらず、ナラティヴやストーリーとして読み取っていくためのツールです。

参考 PR TIMES
2 読書会の様子
 
 

読書会はこのような様子でした👆👆👆

 

今日は18名の方が参加されていました。

3 9章のまとめ
 
 

本日のテーマは「9章」でした。

 
 

まず初めに、当読書会恒例の「各章のまとめ」の説明がありました。

 
 

今回の発表者の方は前回の読書会に引き続き、同じ発表者の方です。

 

この章の内容を簡潔にかつユニークにまとめてくださっていて、すごくわかりやすかったです😃

4 グループワーク
 
 

次に、3つの小グループに分かれて意見交換を行いました。

 

私はM氏がファシリテーターを務めるグループに参加しました。

 

グループワークでは様々な意見が出ました。

 

診断を受ける障害者の方の自立度によって、「DSM」「パターン」のうち、どちらを使うかは変わってくると思います。

「DSM」の方は診断やスティグマと引き換えで、保護を手に入れることができます。

自立できる方であれば「パターン」の方がいいでしょうし、生きていくために何らか保護が必要であれば「DSM」による診断を受けた方がいいと思います。

実希

実希

 
ショートカットの女性

参加者

私は精神病院で医療オペレーターをしています。

コロナ禍で麻痺していた精神疾患が、今秋以降、爆発的に広まっています。

病院に入院される方は色んな問題を抱えておられます。

医療従事者とトラブルになり、精神医療全体が疲弊しています。

 
佐藤和喜雄氏

佐藤氏

私は精神病院で21年間心理職をしていました。

しかしそれではうまくいかないと思い、24年前に郷里の岡山で精神障害者が通所する作業所を作り、それ以来少人数ではありますが、精神障害者とともに過ごしてきました。

25年前にヒアリング・ヴォイシズの活動をはじめました。

PTMFはヒアリング・ヴォイシズにつながる考えだと思います。

 
メガネの男性

参加者

私は心理職として、子どもとお母さんの支援をやっています。

私の職場では心理職は私だけで、私以外は保育士さんです。

レジュメに書かれていた「本当と思えることが大事」という言葉にハッとさせられました。

「本当のこと」じゃなくて、「本当と思えること」が大事なんですね。

 
セミロングの女性

参加者

パターンは境界をなくしていく方法だと思います。

 
セミロングのメガネの女性

参加者

パターンは、キューブラー・ロスの「死の受容」を連想させました。

 

他にも、グループワークでは様々な意見が出ました。

 

今回も強烈な感銘を受けながら、PTMFの第9回の読書会はお開きとなりました。

9 読書会のお誘い
 
 

次回の読書会の開催日時は未定です。

 

次回は「10章」を扱います。

 

当読書会は 日本臨床心理学会 が主催している学習会で、どなたでも参加可能です(学会員でなくても、研究者でなくても)。

 

この本の訳者の1人である 石原孝二さん(東京大学教授)も時々ご参加されるので、運が良ければお会いできます✨

 

読書会のご参加は、こちらのメールアドレスまでお気軽にご連絡ください👇👇👇

MAIL

openspace.nrs@gmail.com

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋