みなさま、こんばんわ🌜

今日は会社の出社日だったので、電車に揺られて大阪の中心部まで出かけてきました。

大急ぎで帰宅し、読書会になんとか間に合った次第です😉

 
1 PTMF模索研究読書会

本日は夜8時から PTMF模索研究読書会(第3回)の日でした。

 

当読書会は 日本臨床心理学会 が主催している学習会です。

どなたでも参加可能です(学会員でなくても、研究者でなくても)。

 

読書会のご参加は、こちらのメールアドレスまでお気軽にご連絡ください👇👇👇

MAIL openspace.nrs@gmail.com
2 PTMFとは

当読書会で使用する本はこちらです👆👆👆

読書会参加にあたり、訳者の石原孝二さんから読書会参加者へプレゼントしていただきました🎁😍(先着10名様)

 

↓本の詳細はこちら(Amazon)↓

 

PTMFとは以下のような意味です👇👇👇

PTMFとは

苦悩をもたらす現実の経験は「精神の病」と呼ばれています。

 

心理的・感情的な苦悩は、医学的な病によるものであって、診断と治療が必要なのだと考える現在の主流の考え方には重大な欠陥があります。

診断や「医学モデル」的アプローチの限界は大きく、潜在的なリスクがあまりに重大であるために、ますます多くのサービス利用者や専門家たちが、従来の考え方や実践に完全に代わるような選択肢を求めるようになってきています。

 

そうした選択肢の1つとして、パワー(Power)・脅威(Threat)・意味(Meaning)のフレームワーク(Framework)を紹介します。

PTMFは、私たちの苦悩について、精神科の診断にはよらずに、新たな、希望に満ちたナラティヴやストーリーを作るためのツールを提供してくれます。

参考 メアリー・ボイル,ルーシー・ジョンストン(2023)『精神科診断に代わるアプローチ PTMF 心理的苦悩をとらえるパワー・脅威・意味のフレームワーク』石原孝二訳,北大路書房

精神医学的な診断ツールとして有名なものに、DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)があります。

 

PTMFは、DSM やWHOの ICD に代わる、新たなメンタルヘルスのためのフレームワークなのです😃

 

DSMは非常に有名で、我が国のDSM普及率はおよそ90%(日本の精神科医の先生のうち90%が診断時にDSMを使用)です。

 

DSMだけでは限界を迎えているこの局面で、DSM以外のフレームワークを学ぶことはとても重要だと思いました。

3 読書会の様子

読書会はこのような様子でした👆👆👆

この時点で18名の方が参加されていました。

 

訳者の 石原孝二さん もご参加されていました✨

石原さんにお会いできた本日の読書会の参加者はラッキーでした✨

4 グループワーク

参加者が多かったので、3つの小グループに分かれて意見交換を行いました。

 

様々な意見が出ました。

 

ボブカットの女性

参加者

「主体性がある」と書いてありますが、綺麗に書きすぎているのではないかと思います。

 
佐藤和喜雄氏

佐藤氏

結果として症状となってしまっても、苦しさが症状として現れたのではないかと思います。
精神疾患にならざるを得なかったのではないかと。

 
ショートカットの女性

参加者

私は今、身体性ということを考えていて。
食べるものによっても、精神状況が変わってくることはすごくあるなぁと感じていて。
身体を整えることと心を整えることは一体化していると思います。

 

有名な精神科医の杉山登志郎先生は、発達障害とされている子に 手をかけるかかけないかで全然違う と投稿されていました。

子どもは非常に手がかかるものですが、子どもに手をかけないと発達障害と診断される可能性が上がるそうです。

先日、文部科学省から「小学生の発達障害は8.8%」と発表されて、衝撃が走っています。

財務省は文科省に対して、2016年から段階的に公立学校の予算を切り詰め、公立学校の教師の数を減少させてきました。

子どもには手をかける必要がありますが、手をかけたくても手をかけられない状況に追い込まれつつあります。

杉山先生の主張と真逆のことをされていては、子どもの発達障害の有病率は上昇する一方だと思います。

精神疾患の診断の裏側には、こういった大人の事情があると思います。

実希

実希

 
セミロングの女性

参加者

自分と全然違う視点で見てみると、全然違うストーリーが浮かんでくるのかなと思います。

 
ショートカットの女性

参加者

主体性のところで私がすごく思ったのは、私が自作するかどうかというところで思ったのは、社会的にどうすればいいかという本が溢れていたりとか、ネットでそういった情報が溢れていて引きずれたというか。
私は人とのつながりが全くなかったということもあって、主体性というのは周りのものに、自分で選択しているのか、情報がなかったから選択せざるを得なかったのかというのはあります。

 
カットーソーの男性

参加者

症状は能力の発揮だと考えています。
最善の方法とは言えませんが、事態を乗り切るためにベターな方法だと思います。

 

すごく勉強になりました😃

5 PTMFを学ぶこと
 

PTMFを学ぶことはとても大切なことです。

でも、1人での勉強はなかなか進みませんよね。

 

読書会にお誘いいただいて、ラッキーでした😊🎵

 

Python や Deep Learning、数学や英語の勉強があり、更に急ぎの仕事もあって大忙しですが、時間を作って PTMF の勉強も勧めていきたいと思います😃

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋