みなさま、こんばんわ🌜

今日の大阪は⛅のち☔でした。

 
1 臨床診断は何のためにある❓

精神科の診断名はときに人生に大きな影響を与えます。

 

このブログをお読みのみなさんは、精神科の臨床診断は何のためにあると思いますか❓

 

私は保険診療を行うために必要だから、カルテに診断名を書いていると思っていました…😅

つまり、患者さんがお支払いする診察代金を安くするためだと考えていました。

 

精神科は薬物療法がメインですが、診断名によって実は保険適用の薬剤が決まっているので、保険適用の薬剤を処方するために診断名が必要だと考えていました😅

 

ところが、臨床診断は保険診療のためにあるわけではないらしいのです😅

2 手持ちの本を調べる

保険診療のためでないとしたら、精神医療の臨床診断は何のためにあるのでしょう❓

 

気になって、手持ちの精神科関連の本を読んでみました👀

精神科の研修医の先生や、医学生向けの本です。

 

でも、4冊中3冊の本には、それらしい記述はありませんでした。

 

精神科の研修医向けの本にも載っていないということは、「臨床診断が何のためにあるのか❓」という問いは、精神科や循環器内科などの診療科以前の、さらにもっと基本的な段階のものなのかもしれないと思いました。

 

「臨床診断が何のためにあるのか❓」ということを、看護大学や心理系大学を卒業した今のタイミングで真剣に考えているということは、相当にヤバイのかもしれません…😅

3 精神科臨床を始める人のために

4冊の手持ちの本のうち、「臨床診断」が何のために存在するかについて、書かれていたのはこちらの本だけでした👆👆👆

 

こちらの本は、中安信夫先生 がお書きになられた、精神科研修医(レジデント)向けの本です。

中安先生は、東京大学の精神医学の准教授を務められた高名な先生です。

4 治療方針決定のために

中安先生の本の最初の方に、このように書いてありました👆👆👆

 

臨床診断というものが個々の症例に対して、かつもっぱら治療方針の決定のために行われるものであることは論をまたない

 

臨床診断は保険診療以前に、治療方針の決定のために行われていたんですね😯❗❗

 

あっ、でも、それはそうですよね。

診断名で行うべき看護ケアが変わってきますから…😅

 

全然知りませんでした😅

これでまた1つお勉強になりました😅

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋