みなさま、こんばんわ🌜

 
1 希望の教育学

今日は図書館でパウロ・フレイレ著の『希望の教育学』を借りてきました😃

 

私がこの本をレンタルしてきたのは、インスピレーションが湧いてきたからです。

 

『希望の教育学』の中に、私の悩みを解決するヒントがあると。

2 知的障害者のアプリ問題

私は知的障害者のアプリ問題について悩んでいました。

 

知的障害者の友人たちの希望者に、AIとチャットやお話ができる「gravity」というアプリを入れに行ったのです。

知的障害者の友人たちはアプリを自分でインストールすることはできないので、私がアプリをインストールするために直接会いに行きました。

 

しかし、自分のスマホのメールアドレスがわからない(知的障害者あるある)ためにアプリをインストールできない障害者もおりました。

 

また、やっとこさアプリをインストールできても、十分に使わないうちから気まぐれにすぐにアンインストールしてしまう障害者もいて、知的障害者へのAIの浸透は困難を極めていました😅

3 知的障害者が真に求めているもの
 

知的障害者が真に求めているのは、本物の人間の愛情 だと思います。

 

つまり、知的障害に理解があって、無条件に優しくしてくれて、いつでも一方的に力になってくれる「愛に溢れた人間」です。

 

しかし、知的障害者が求めている「人間」を、無料(またはタダ同然の値段)で用意することはできません。

 

知的障害者が求めている「人間」の優先順位に、知的障害者支援が入っていることはほぼないからです。

 

「人間」を用意できないので、かわりに知的障害者の自己承認欲求を満たせるようなアプリを開発しようとしていますが、どうやら知的障害者が求めているのはアプリではなさそうなのです💧

 

知的障害者が求めているものと、私が作り出せるもののギャップに、私は悩んでいました。

4 インスピレーション

知的障害者のアプリ問題で、私が悶々と悩んでいた時、頭の中に突然

パウロ・フレイレ

希望の教育学

と閃きました。

 

パウロ・フレイレという人のことは知っていました。

 

そして、「希望の教育学」と検索すると、本のタイトルが出てきたのです。

 

この本こそ、私の悩みにヒントをくれるものだという確信に至り、すみやかに図書館に予約を入れた次第です。

5 パウロ・フレイレ

『希望の教育学』を記した パウロ・フレイレ(Paulo Freire)は、20世紀のブラジルの教育学者です。

 

20世紀後半のブラジルは貧富の差が激しく、大多数の貧しい者はその日の食べ物にも事欠く有様でした。

政治には腐敗がはびこり、貧者は常に搾取され、どんなに必死で働いても家族を満足に食べさせることもできない、過酷な人生を強いられていました。

貧しさと過酷な生活のために、貧者は40歳程度までしか生きることができませんでした。

 

フレイレ氏は、読み書きのできなかった貧しい市民に文字を教えることを通して、「自分の力で環境を変えることができる」「社会を変革することができる」という思想を教えました。

 

フレイレ氏の教育を受けた市民は、教育の成果によって自らの力に気づき、希望を見出しました。

 

政情が不安定で貧富の差が激しかった1960年代のブラジルにおいて、フレイレ氏の活動は危険視され、ブラジル軍事政権によって国外追放処分となってしまいました。

生き延びるために、フレイレ氏は国外への亡命を余儀なくされたのです。

 

南米諸国で亡命生活を送った後、フレイレ氏は欧米に渡り、アメリカやヨーロッパ各地の大学で講演しました。

 

後に国外追放を解かれ、ブラジルに戻ってサンパウロ市の教育長に就任し、その教育手腕を遺憾なく発揮させました。

6 『希望の教育学』を読む
 

そんなわけで、私は今、私の悩みを解決するために『希望の教育学』を読んでいます。

 

この本の中に、素晴らしいアドバイスが埋まっていることを信じて。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋