みなさま、こんばんわ🌜

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📖 『心理的安全性とは何か』シリーズ

  1. 心理的安全性とは何か①(2023年5月6日公開) 👈 いまココ
  2. 心理的安全性とは何か②(2023年5月8日公開)
  3. 心理的安全性とは何か③(2023年5月9日公開)
  4. 心理的安全性とは何か④(2023年5月10日公開)
 
1 心理的安全性とは何か❓

心理的安全性について調べるため、図書館で本を借りてきました。

 

心理的安全性について考えてみようと思ったキッカケは、仕事上の人間関係の悩みです😅

 

図書館の返却期日が迫っているので、本の内容を慌ててまとめています。

2 心理的安全性の定義
 

本には 心理的安全性の定義 が載っていました。

 

心理的安全性とは

心理的安全性とは、❝psychological safety❞ の日本語訳で、組織・チームの中で、対人リスクを恐れずに思っていることを気兼ねなく発言できる、話し合える状態を指す。

参考 青島未佳(2021)『リーダーのための心理的安全性ガイドブック』労務行政

 

当たり前のようでいて、心理的安全性はとても大切なことだと思いました。

日本の企業では、心理的安全性を確立することが難しいからです。

3 心理的安全性の誤解
 

心理的安全性が確立されている組織は、アットホームで優しい組織のイメージがありますが、実際には違います。

 

心理的安全性の誤解

心理的安全性がある組織とは決して ❝なかよし職場❞ ではない。

どちらかといえば、率直に言うべきことを言い合える「厳しい職場」である。

 

心理的安全性が高いとは、意見を率直に言い合えるということです。

仕事のミスや失敗の報告、誰かの意見に対する反論など、普通ならなかなか言い出せないようなことを安心して話せる状態こそ、心理的安全性の高い状態と言えます。

 

心理的安全性の高さを実現するためには、チームメンバーの実力が拮抗していて、全員にある程度能力があることが前提となりそうです。

4 心理的安全性のあるチーム

様々なタイプのチームがありますが、心理的安全性のあるチームとは、学習できるチームのことでもあります。

 

チームの理想形ではありますが、実現までのハードルが高そうです😅

5 心理的安全性を高める4つのポイント

心理的安全性を高めるために必要な要素は、対人不安をいかに減らしていくか ということらしいです。

対人不安を減らし、心理的安全性を高めるためには4つのポイントがあります。

 

1. 透明性

ツールを活用しながら、組織内の情報の透明性をできるだけ高く保つ。

 

2. 尊重

その人の仕事の出来不出来や、社会性・協調性の有無に関わらず、組織における存在を承認する。

 

3. 主体性

「人から指示された仕事」とならないように、主体的に仕事ができるようにする。

 

4. 公平性

組織内で不公平に扱われると、嫌気がさし、仕事の手を抜くなどの逃避的な行動が見られる。

組織内では各人を平等に扱うようにする。

6 ピグマリオン効果とゴーレム効果
 

心理的安全性を高める4つのポイントのうち、尊重 に関連したことで、「ピグマリオン効果」と「ゴーレム効果」と言われる2つの心理的な効果があります。

🍀 ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは、心理学者のロバート・ローゼンタール(Robert Rosenthal)によって提唱された教育心理学における心理的行動の1つで、他者からの期待により、期待をされた相手の仕事の生産性・学習などの能力が通常よりも向上する効果のことです。

有名ですね。

 

🍀 ゴーレム効果

ゴーレム効果とはピグマリオン効果の逆で、他者から期待されないことによって相手の仕事の生産性や学習能力が低下してしまう効果のことです。

 

相手をどう考えるかによって、色んな面白い心理的効果が発生するんですね😉

 

ここまでで心理的安全性の基本について理解できたので、次回からは心理的安全性について別の角度から考えていきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋

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