みなさま、こんばんわ🌜

 
1 オンラインイベント
 
 

本日は、ビーンズふくしま アウトリーチ事業 対談イベント に参加してきました❗

 

ひとり親かつ貧困家庭に生まれ育った子どもが、親子分離・グループホーム入所を経て成人し、1人暮らしを始めるまでの実話を、対談形式で語ってくださったイベントでした。

 

すごく感動しました❗✨

2 ビーンズふくしま
🍀 ビーンズふくしま
 

 

NPO法人ビーンズふくしまは、不登校の子どもや引きこもりの青年などに安心できる居場所を提供し、ひとりひとりに寄り添って、ゆるやかな社会参加を促し、その自立を支援する、若者支援の理念に基づいて事業を展開しています。

 

↓ビーンズふくしま URL↓

 

🍀 アウトリーチ事業
 

 

アウトリーチとは「手をのばす」という意味です。
福祉の届かない子ども・若者にアウトリーチし、つながりをつくり、支援していく事業です。
子どもを支援対象者としてとらえるのではなく、問題を発見し、解決に取り組む主体として認めることが重要とされています。

福祉用語らしいのですが、私もまだよくわかっていません😅

3 対談風景

 

対談では、事業長の山下仁子氏と、アウトリーチ事業の卒業生である廣瀬由奈さんが、アウトリーチ事業の対象者だった過去の貴重なお話を語ってくれました。

 

廣瀬由奈さんは、精神障害を抱えておられるひとり親に育てられました。

精神障害者のお母様以外に、頼れる人のいない過酷な子ども時代を過ごされました。

貧困で満足な食べ物にも事欠く日々の中、廣瀬さんの性格はだんだんと荒んでいきました。

 

精神障害者のお母様との生活でも、親子分離の後に入所した障害者グループホームでも、健常者の廣瀬さんは適応障害とよく似た症状に悩まされていました。

 

過酷な日々の中、少女だった廣瀬さんに唯一手を差し伸べてくれたのが、ビーンズふくしまの事業長である山下仁子さんでした。

 

絶望しているのに、自分の味方になってくれる大人が誰一人いない中、廣瀬さんの気持ちを聞いてくれた、たった1人の人が山下仁子さんだったのです。

 

廣瀬さんは「自分に『どうしたい❓』と気持ちを聞いてくれたことが嬉しかった」と語っていました。

 

対談を聞いて、無条件に対象者に興味関心を持ち、対象者の力を信じて寄り添うというカウンセリングの基本が、いかに重要かを改めて感じました。

4 過酷な出来事から立ち直れる人、立ち直れない人
 

辛い経験をした後に、立ち直れるかどうかについて、社会学者のアーロン・アントノフスキーは、1970年代にアウシュビッツから生還したユダヤ人について調査・研究しました。

 

アントノフスキーの調査・研究によって、アウシュビッツという史上最悪の場所から生還した人のうち、70%の人はうつ病などの精神疾患に悩まされていましたが、30%の人は毎日を元気いっぱいに過ごしていることがわかりました。

 

つまり、過酷な体験をしても、「立ち直れず潰れてしまう人」と「立ち直れる人」に分かれるのです。

過酷な体験は、成長のまたとないチャンスにもなれば、精神障害の原因にもなるということです。

 

今日対談イベントで発表してくださった廣瀬由奈さんは、過酷な幼少時代を過ごされたにも関わらず、現在は社会人として働かれ、1人暮らしをされて立派に自立されています。

 

廣瀬さんは過酷な経験を克服し、見事に成長を遂げられた「立ち直れた人」なのです。

 

人生に危機はつきもので、危機に直面しても、その都度立ち直ることが大切です。

しかし、どうすれば「立ち直れる人」になれるのか、私はまだよくわかっていません。

5 今後のイベント
 

 

ビーンズふくしまでは、定期的にオンラインイベントを開催中です。

 

私もまた機会があれば、ぜひぜひ参加させていただきたいです。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋