みなさま、こんばんわ🌜

今日の大阪は暖かったです😄

だんだん夏に近づいてきましたね。

 
1 笠原嘉先生の最終講義のお知らせ

Twitterをチェックしていると、フォローしている方のこんな投稿を発見しました🖕🖕🖕

「笠原嘉先生の最終講義の動画が配信されている」というお知らせでした。

 

この投稿を見た後、すごく見たくなってすぐに拝聴させていただきました😄

2 笠原嘉先生とは

笠原嘉先生は、中井久夫先生とともに日本における精神病理学第2世代を代表する精神科医の先生です。

京都大学医学部をご卒業された後、長年京都大学や名古屋大学で教鞭をとられ、我が国で最も権威ある精神医学会である日本精神神経学会の理事長など、数々の役職を歴任されてきました。

とにかくスゴイ先生です✨

 

スゴイ笠原先生のご講演をオンデマンドで拝聴できるとあっては、見ない理由がありません😍

3 再提言 小精神療法のすすめ

早速拝聴させていただきました。

笠原先生のお話を拝聴させていただいているだけで、身体がポカポカと温かくなってきて、心が癒されました。

WEBを通して動画を拝聴させていただくだけで、万病が直ちに完治しそうなものすごい威力を感じました✨

笠原先生の偉大さが本当によくわかりました✨

 

笠原先生のような偉大な先生が、ある意味で社会の底辺とも言える私たち精神障害者のために、人生をかけて尽力してくださったことに、感謝の念に堪えません。

5 再提言 小精神療法のすすめ ハイライト
 

笠原先生のご講演で、特に感銘を受けた部分をご紹介させていただきます😉

第〇回は、ご講演が全7回でそのうちの何回目かを示しています。

🍀 病気を持った人間のカタムネーゼ(第4回)

医療業界では、病前の生活史を アナムネーゼ と言い、病後の生活史を カタムネーゼ と言います。

一般的にカタムネーゼは 病気を発症した後の病気の状態 のことを指します。

笠原先生は精神医学は、病気だけではなく 病気を持った人間のカタムネーゼ を診るべきとおっしゃいました。

身体医学が標的としているのは病んだ臓器などですが、精神医学の標的は 人間の本体としての心(=魂)なので、病気だけではなく 人間そのものを診るべき とのことでした。

🍀 病気の向こうに人間がいる(第5回)

医療と言うと、人間そのものを見ていると思われている方も多いかもしれません。

元ナースの私が敢えてご指摘させていただくまでもなく医療業界では常識なのですが、実は医療において メインは病気 で 病気を持つ人間は二の次 のようなケースは多々あります。

「病気の向こうに人間がいるのだよ」とおっしゃっている笠原先生は素晴らしいと思いました✨

🍀 心理的エネルギー水準(第7回)

笠原先生は 心理的エネルギー水準 についてお話されていました。

心理的エネルギー水準とは、心を水(エネルギー)がたまったタンクにたとえ、健康な時は満水状態、心の中のエネルギー量が減ってくると、だんだん水が少なくなっていくことを表しています。

健康で水が満水の時は問題が表出しないので、問題がないように見えているけれども、水位が下がって、うつ状態や精神病状態になると、実は底の方に隠れていた突起物(心の中の葛藤)が表れ、健康な時には意識していなかった葛藤が現れるという理論です。

🍀 うつ症状消退の階梯論

笠原先生は「10年経っても良くならないうつはない」とされた上で、うつ症状消退の階梯論 についてお話されていました。

うつ症状は図のように段階を経て、階段状に良くなっていく と教えてくださいました。

私にはたくさんの精神障害者の友人がいて、うつの友人もいないわけではありません。

でも、私自身はうつになったことがないし、うつの友人がそんなにたくさんいるわけではないので、うつについては勉強不足もいいところでほとんど知らないも同然です😅💧

勉強させていただきました。

5 ご講演の感想

Twitterで笠原先生のWEB講演を紹介してくださった方が、笠原先生のご講演についてこのように書かれていました🖕🖕🖕

 

笠原先生は精神医学の偉大な医師の先生ですが、まるで臨床心理学のように、すごく素朴で当たり前のことをお話されていました。

私が好きな心理学と近しいものを感じて、心に響きました✨

 

笠原先生、素晴らしいご講演をありがとうございました😄✨

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋