みなさま、こんばんわ🌜

この記事は2022年3月13日(日)に思い出して書いています。

 
1 私はクリエイター

仕事風景のイメージ図

私は現在、クリエイター として働いています😉

弊社のデザイン部にも複数の部署がありますが、私の所属はデジタルコンテンツを制作する部署です。

主な仕事は動画制作で、商業デザインをしたことは今まで1度もありません😅

 

「いつかデザイナーになりたい」

と思いながらも、そんなに簡単になれるものでもないので、コツコツとデジタルコンテンツ制作に取り組む毎日です。

2 友達からの依頼

2月のある日、通信制大学の友達から連絡がありました。

「商品をオリジナルデザインで作れないか❓」

という問い合わせでした。

 

私はクリエイターとしては新米で、経験はやっと1年半というところです。

何のトレーニングも受けないまま、人事異動の結果でいきなりデザイン部に異動したため、商業デザインの知識やノウハウもほぼありません。

 

でも、弊社のデザイン部には経験豊富なデザイナーが複数名所属しています😉

早速、弊社に連絡を取って、友達が希望する商品が作れるかどうか聞いてみることにしました。

3 デザイン料が出ない

見積書のイメージ図

会社に連絡を取ってみると、デザイン部はたまたま時期的に手がすいていたため、友達の依頼のお話を聞いてくれることになりました。

なんと課長直々にお見積書を作ってくださいました。

 

しかし、友達が希望する金額で印刷はできるのですが、デザイン料が出ない ことがわかりました。

つまり、誰かが無料でデザインしないといけないということです。

 

「どうしても友達の願いを叶えてあげたい」と思った私は、

「私が無料でデザインを請け負いますから、この件をどうぞ進めてください。」

と課長にお願いしてみました。

 

課長は「お客様のご希望を100%叶えることが我々デザイナーの仕事」とした上で、

  1. 私の本来の業務に支障が出ないように、デザインは時間外に行うこと
  2. お客様(私の友達)との連絡は私が中心になって行うこと
  3. 仕事の進行に問題が出たらすぐに連絡すること(バトンタッチになる)

の3つの条件を出し、全ての条件を守れるなら私がデザインを請け負ってもいいことになりました。

 

私の返事はもちろん「YES」でした👍✨

4 デザイン初仕事

デザインのイメージ図

思いがけず デザインの初仕事 が舞い込んできました❗

これは 大きなチャンス です✨

私は「友達がチャンスをくれたんだ」と思いました。

いざデザインするとなったら大変です💦

デザインする場合は少しでもキレイに仕上げるために Illustrator というソフトを使いますが、私は実は Illustrator の操作が苦手だったのです😅

不慣れな Illustrator を使いこなすために、図書館からたくさんの参考書をレンタルしてきて勉強しました😉

5 お客様といっしょにデザインを作り上げる

打ち合わせのイメージ図

デザインを請け負って1週間、やっとデザインのラフが出来上がりました。

ラフというのはデザインのベースのようなもので、ラフをお客様にお見せし、お客様のご希望に合わせて変更を加えていきます😉

 

作ったデザインのラフは全部で3パターン。

友達に連絡を取り合い、SNSを使ってオンラインでラフを見てもらい、友達の希望を聞いてはデザインを調整し、またデザインを見てもらうことを繰り返しました。

 

友達とオンラインでの対話を続けながら、2人でデザインを作り上げていきました。

こんなに楽しい経験ははじめてでした😄

友達(お客様)と会話のキャッチボールを続けながら、いっしょに1つのものを作り上げていくことは、私にとって大きな喜びだったのです✨

お客様が友達だったからかもしれませんが・・・😅

6 デザイナーとしての第1歩

舞い上がる気持ちのイメージ図

デザインに取り掛かってから2週間。

やっとデザインが決まりました❗

 

祈るような気持ちで、会社にデザイン決定の連絡を入れ、データを送りました。

デザインのデータは、先輩デザイナーのチェックを経て、今日から印刷に回されることになりました。

ここから先は印刷チームの仕事になるので、デザイナーのお仕事は一応ここまでです(最終チェックがありますが)。

私のデザイナーとしての初仕事は無事にひと段落になりました😄

 

私は友達のおかげで 憧れのデザイナーとしての第1歩 を踏み出すことができました🍀

友達がくれたチャンス が私の夢を叶えてくれたのでした😉

7 人はやり直せる、何度でも

統合失調症の診断を受けた時、相対的欠格事由によって、私は看護師の仕事を続けられなくなりました。

私には看護師としてのキャリアしかなかったため、看護師として働けないということは 社会で働くことができない ことを意味していました。

信じられない気持ちとともに、目の前が真っ暗になりました。

 

統合失調症の診断から7年後、結局、統合失調症は誤診だったと判明し、私は統合失調症患者から発達障害者へと変わりました。

でも、統合失調症の誤診によって失われた看護師免許は、もう2度と戻ることはありません。

 

看護師でなくなって働けなくなったはずだった私は今、社会で居場所を得て、デザイナー(クリエイター)としてちゃんと働いています。

愛着のある仕事を続けられなくなっても、命ある限り、人生は続いていくのです。

 

人はやり直せる、何度でも。

そう思いました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋