みなさま、こんにちわ🌞

この記事は2022年2月23日(水)に思い出して書いています。

 
1 今日は卒業論文発表会

今日は、通信制大学の 卒業論文発表会 でした。

通信制大学のビッグイベントで、1年にたった1回の 晴れ舞台 です❗

 

卒業研究を最後まで完成させた学生は 14名

そのうち、今年の発表は 7名 です。

私の出番は 4番目 です😉

 

発表する学生が少ないのは、恥ずかしがっているとか、やる気がないのではなくて、学生が忙しいからだと思います。

私たちは通信制大学の学部生。

通信制大学の学生は、ほぼ全員が「仕事を持つ社会人」「家庭のある主婦」で、子育て中のママさん もたくさん在籍されています。

勉強だけに専念している学生はほぼいません。

 

私は 仕事+学業の「2足のわらじ」 でしたが、学生の中には正社員フルタイムで働きながらお子さんを育てているワーママの奥様もいらっしゃり、仕事+家庭+育児+学業の「4足のわらじ」クアットロワーカー状態 の学生も多いです。

そのクアットロ状態で、就業年限以内に公認心理師+認定心理士を満たすだけの単位を取り、卒業研究までこなしてフルコース状態で駆け抜けていらっしゃるので、本当にスゴイです✨

仕事+学業でヒイヒイ言っている私は、社会人としてまだまだ修行が足りませんね😅

2 卒業論文発表会の様子

このご時世なので、卒業論文発表会はZoomを使ってオンラインで執り行われました😉

 

プログラム通りに学生が発表し、発表が終わると学生や教員から質問があり、発表者の学生が応えていく形で進んでいきました。

私は自分のスライド制作でほぼ徹夜だったのと緊張で、他の学生の発表を落ち着いてゆっくりと聞くことはできませんでした😅

 

発表の制限時間は 15分 です。

かいつまんで聞いたところ、ほとんどの学生の発表は 完璧 でした。

発表内容をキレイにスライドにまとめ、15分以内でわかりやすく説明していました。

最後にN教授への「ご指導くださったN先生に、心より御礼申し上げます」という謝辞もつけて。

 

たかが通信制大学。

しかし、学生の中には、過去に大学院で修士をとった学生や国立大学の卒業生もたくさんいます。

卒業研究といっても通信制大学なので、指導体制は万全とは言えません。

卒業論文を自力で完成させられるのは、たいてい、元々高学歴な学生か、社会で活躍中の優秀なビジネスパーソンかのどちらかです。

アカデミアも結構厳しいですよね😅

3 精神医学の臨床診断において生じる問題についての心理学的研究

いよいよ私の順番が回ってきました❗

 

この日のために、私も毎日パソコンの前に座って、発表用のパワーポイントの資料を作ってきました。

12月21日(火)に卒論を提出して、クタクタになっている身体と精神に鞭打って、更に頑張りました。

実際はなかなか進まず、イライラしていたんですけど😅

発表のスライドを完成させることに必死で、時間配分まで考えることはできませんでした💧

 

私の研究はインタビューにもとづく ケーススタディ で、心理学には珍しい 精神医学系 の研究です。

統合失調症はもちろん、精神医学の歴史、変化する診断基準(DSM)、精神疾患の概念の変化、精神疾患をめぐる社会情勢の変化、抗精神病薬の上市・・・前置きが長すぎて、めっちゃ長い研究になってしまっています😅

カットしたかったんですが・・・端折ると何が何だかわからなくなるので、カットはできませんでした。

 

発表時間は15分。

最初の5分ぐらいは予定通りの発表が続きましたが、このままではとても制限時間内に間に合いません。

5分すぎたあたりから、とてつもなく長い発表を、かいつまんで早口でまくしたてることになりました💧

発表者がものすごい早口で話し、スライドがびゅんびゅん進み、聞いてくださっている方々には何が何だかわからなかったかもしれません・・・💧

 

制限時間内に最後まで発表できましたが、発表はうまくはいきませんでした💧

4 K先生からの質問
 

私の発表が終わっても、誰からも質問がなく、シーンとなってしまいました。

 

K先生

その時、K先生 が気を使って質問してくださいました(右)

 

🔷 K先生 在宅で療養されている患者様のことは述べられていましたが、精神病院に長期にわたって入院されている患者様にできることは何かありますか❓
あなたのお考えを聞かせてください。」
🔶 私 病院に長期間入院することはあまり良いこととは思いません。
入院している間に居場所を失い、帰る場所がなくなってしまうこともあります。
長期にわたって入院される患者様は、症状が重く、状態が悪い方が多いので、多剤併用治療が行われていて、たくさんの薬を飲まれている方が多いです。
抗精神病薬の副作用はキツいので、私たち当事者としては、薬はなるべく少なくして、なるべく早く退院させてあげてほしいと思います。」
🔷 K先生 わかりました。ありがとうございました。」

 

発表だけで精一杯で、質疑応答のことまで考えが及びませんでした😅

反省点がいっぱいの中、私の発表は終わりました。

5 卒業論文発表会を終えて
 

こうして私の卒業論文発表会は終了しました。

準備不足もあって、遺憾な点がたくさん残る発表会となってしまいました😅

 

私は 仕事と通信制大学の両立 で必死で、今思えば、私の限界を超えていたような気がします😅

仕事と勉強で時間が足りなくて、いつも時間に追われ、眠れない日々が続くこともありました。

 

スクーリングの日でも、半分寝ながら授業を聞き、先生にゆすり起こされたこともありました。

「そんなんで大丈夫か❓」と思われると思いますが、そこはさすがの高IQで情報処理能力が高いため、それでもなんだかんだ授業についていっていました😅

眠っていて聞き逃したところを友達に教えてもらって、めっちゃ助けてもらいました😌

在宅ワークで高IQの私でも、通信制大学を働きながら、フルコースかつ就業年限内(留年なし)で卒業するのはキツかったです😅

 

N教授

卒業論文発表会の締めくくりに、N教授 から学生全員にお言葉をいただきました。

 

「みなさん、本当にここまでよく頑張った。

 勉強だけじゃない、仕事も続けながら。

 大したものです。」

 

私の卒業論文は、通信制大学の学部生が書いた論文で、日の目を見ることはありません。

でも、私はできる限りのことをして、ベストを尽くしました。

本当に頑張って良かったです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋