みなさま、こんばんわ🌜

この記事は2021年12月2日(木)に思い出して書いています。

 
1 母校の大学図書館(医学分館)へ

大阪 梅田駅 阪急32番街

本日(2021年11月29日(月))は仕事の研修(2回目)でした。

研修はつつがなく終わりました😄

弊社の研修施設は大阪(キタ)の中心街にあります。

街は早くもクリスマスのイルミネーションに輝いていました😉

 

大学図書館 医学分館

研修が終わってから 母校の大学大学図書館(医学分館) にやってきました。

今、通信制大学の卒業研究の論文を書いているのですが、卒業論文の根拠になる論文が必要になりまして😃

2 DSM診断はどこまで受け入れられたか?

製本された『精神医学』

私が探しにやってきた論文のうちの1つは以下です👇👇👇

高橋 誠, 高橋 三郎, 染矢 俊幸(2001)「DSM診断はどこまで受け入れられたか?」『精神医学』43(8). pp. 831-839. 医学書院

見本で公開されている最初の1ページ

上記論文は少し古いですが、アンケートによって 精神医学の臨床診断のうちDSMが用いられている割合が90%以上 であることを証明した論文で、私の卒業研究にとってはとても重要な論文です☝🏻

こちらの論文はすぐに見つかりました😀

3 医中誌Web

医中誌Web

今日のもう1つのお目当てが、医中誌Web です🖕🖕🖕

医中誌Webは、医学や看護学等の医療に関する文献検索に特化した検索エンジンです。

ただし個人で利用する場合は、8時間で2,200円 と高額な契約料が必要です😲

医学部がある大学の図書館では、だいたい法人・機関契約しているので、大学図書館からは無料でアクセスができます☝🏻

私が大学図書館にやってきたのは、ある論文 を探すために医中誌Webが使いたかったからでもあります😉

4 菱本明豊先生の研究

私が探している論文は、菱本明豊先生 の書かれた論文です。

菱本明豊先生は、横浜市立大学 医学部 精神医学教室の主任教授 をされています😀

PICK UP

学術雑誌に載っている菱本明豊先生の論文(リンクでとびます)

探しているのは菱本明豊先生の「抗精神病薬を内服すると染色体のテロメアが短縮する」ことが書かれた論文です。

でも私は論文のタイトルも知らないし、どんなに調べてもそれらしい論文は発見できませんでした。

 

でもその論文はあるはずなんです。

だって私は 菱本明豊先生ご自身からそのお話を聞いたことがある のですから。

2020年2月8日(土)に開催された 第29回大精協大精診合同学術講演会 で👇👇👇

もちろん、菱本明豊先生のご講演は、私だけでなく講演会の100名近い聴衆の方も聞かれていました。

5 統合失調症におけるDNAテロメア短縮とミトコンドリアDNAコピー数の解析
 

大学図書館のパソコンから医中誌Webにアクセスし、菱本明豊先生の研究をどんどん調べていきました。

自分でも「まるでストーカーみたいだなぁ😅」と思いました。

菱本明豊先生の日本語や英語の論文はたくさん見つかりました。

でも 抗精神病薬を内服するとテロメアが短縮する研究の論文 は見つかりませんでした。

 

代わりに見つかったのが以下の2種類の 研究報告書 でした。

研究費助成の申請目的で提出されたもののようでした。

 

研究報告書(平成28年度 神戸大学大学院医学研究科精神医学分野業績)によると、この研究に関して 2016年6月にリゾート東京ベイ幕張で口頭で発表された とのことでした。

でも 論文としては残っていない ようでした。

もしかしたら論文は存在するのかもしれませんが、公開はされていないようでした。

6 隠された研究結果
🍀 菱本明豊先生から直接お聞きしたこと

私は2020年2月8日(土)に開催された 第29回大精協大精診合同学術講演会 で、菱本明豊先生ご自身から直接「抗精神病薬を飲むとテロメアが短縮する。抗精神病薬を止めるとテロメアは元に戻るけどもね。」とお聞きしました。

🍀 菱本明豊先生の講演内容は科学的

私は会場の後ろの方にいましたが、誰も反論しませんでしたし、後ろから見て気づくほどのリアクションをした人はいませんでした。

学術講演会に参加されていたのはほとんどが医師の先生ですが、まさか医師の先生方の前で菱本明豊先生がわざわざウソをついたとは思えません。

菱本明豊先生のご講演内容は事実に基づいた科学的な内容だったと思います。

🍀 神戸大学医学部におけるDNA研究

菱本明豊先生は 抗精神病薬を飲むとテロメアが短縮 することをどこでお知りになられたのでしょうか❓

菱本明豊先生のこれまでのご経歴を考えると、神戸大学医学部時代にテロメアに関する研究をされていたようでした。

🍀 隠された論文

でも、どんなに探してもそれらしい論文はありません。

あるのは研究報告書だけです。

私は「抗精神病薬を飲むとテロメアが短縮する研究の結果は故意に隠されているのだ」と考えました。

🍀 論文が公開されると抗精神病薬が使えなくなる❓

隠されている理由は、研究結果が現在の統合失調症の治療に重大な影響を及ぼし、治療のために抗精神病薬を処方している精神科の医師の先生方が 傷害罪(刑法204条) で訴えられかねないからだと思いました。

人に暴行を加えていなくても、それと知りながら人の生理機能を低下させることは傷害罪にあたります。

しかも研究結果を発表してしまうと 抗精神病薬を飲むとテロメアが短縮 することが周知の事実となり、医師の先生方が 故意犯 になってしまい、抗精神病薬を用いた治療ができなくなってしまいます。

🍀 精神医療が根底から覆される研究結果

精神疾患は確定診断ができないため、患者さんが本当に精神疾患かどうかの証拠はどこにもありません。

更にまずいことに、精神疾患の治療に根治療法はなく、抗精神病薬を飲む以外にもっと有効な治療方法はない状態です。

精神科の医師の先生は、治療のためにやむを得ず、本当に精神疾患にかかっているかどうかわからない患者さんに抗精神病薬を飲ませる以外にないのです。

抗精神病薬を使えなくなってしまったら、これまで積み重ねてきた治療は全て根本から覆され、これからは精神医療自体が立ち行かなくなってしまうかもしれません。

訴えられるのは精神科の医師の先生方だけでなく、製薬会社もでしょう・・・。

私は 抗精神病薬を飲むとテロメアが短縮 するという研究結果は、統合失調症の治療を揺るがし、精神科治療を覆すような重大な発表なので、敢えて隠されているんだろうと結論付けました。

🍀 私が入手できたモノ

結果として、私は 抗精神病薬を飲むとテロメアが短縮 することが書かれた論文を手に入れることはできませんでした😓

でもせっかくなので『DSM-5』をレンタルしてきました😃✌🏻

レンタル『DSM-5』

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋