みなさま、こんばんわ🌜
本日2本目の記事です😉
1 | 卒業研究の結論のアイデアを少しずつ書き出す |
---|
卒業研究論文の最終提出まで1ヵ月を切りました❗
結論に書く内容のアイデアをノートに少しずつ書き出しています😀
私はアイデアが「降ってくる」タイプです😉
なので急にアイデアが降ってくると、忘れないうちに書き留めないといけません☝🏻
最近はすぐに忘れてしまいます💧
本当は先に実習記録から仕上げたいのですが、卒業研究のアイデアが降ってきたらまずはアイデアを書き留めないといけないので、なかなか実習記録が進みません😅
今日も会社の研修から帰宅してからの時間の大半を、卒業研究のアイデアのまとめに使ってしまいました。
コチラを立てればアチラが立たずで、実習記録が仕上がらずに焦っています💨💨
同時並行って難しいですよね😅
(実習記録の最終提出は12月下旬なのでまだ大丈夫です👍)
2 | N教授の指導 |
---|
先週の土曜日の卒業研究発表会で、卒業研究を指導してくださっている N教授 には
と指導していただきました🙂
卒業研究論文に書くかどうか迷っていた「診断名の自由選択制」は、卒業研究に書いてもいいことになりました😄
ちなみに、N教授のご専門は 産業心理学 の 量的研究 で、「商品をよりたくさん販売するにはどうすればいいか」という経済学やマーケティング寄りの心理学を研究されておられる 心理学の先生 です☝🏻
3 | 診断名の自由選択制 |
---|
⭐ 診断名の自由選択制の定義
診断名の自由選択制とは、特に精神医学の臨床診断において、患者さん本人が診断名をある程度選べるようにする考え方のことで、患者さん本人が どのように生きて行きたいかを自分で決められるようにする ための支援方法のことです。
あくまで患者さん本人が自分の診断名を部分的に選べるようにするための方法ですが、家族さんなど近親者の意見も反映されます。
患者さんは精神疾患について詳しくないため、診断名を選択する場合には、精神科医の主治医からインフォームド・コンセントで診断名や治療法、治療効果や予後について詳しい説明を得られること、必要に応じて何回でも診断名を変更できるようにすることが必要です。
私の卒業研究のテーマは「統合失調症の誤診」です。
たくさんの文献を読み、精神医学領域において誤診を防ぐための方法を探しましたが、調査の結果、精神医学領域では誤診を防ぐことはできないという結論に至りました。
統合失調症じゃないのに統合失調症と間違えられて、何十年もずっと精神病院に入院させられ退院できない患者さんもたくさんおられ、患者側からすれば統合失調症の誤診は非常に重大な問題です。
そこで、心理学を勉強している学生が考える「統合失調症の誤診」問題の解決策が、診断名の自由選択制 で、統合失調症と診断されることがそんなにダメなら、患者さん本人が自由に診断名をチェンジできればいいのではないかと考えました😀
4 | 中井久夫先生の声❓ |
---|
精神医学以外の身体医学領域では、インフォームド・コンセントを受けて治療法を患者さんが選べるようになりました。
でも精神医学の分野では、あくまで私の印象ですが、治療法を患者さんが選べる段階には至っておらず、診断名を患者さんが選ぶなんてもってのほか という雰囲気です。
私は不安になって、専門家の意見を聞いてみたくなりました。
その時、ちょうど大阪市立図書館からレンタルしてきた15冊の統合失調症関連本が目👀に入りました。
統合失調症関連本の中の1冊の表紙に、中井久夫先生 のお写真が載っている本がありました。
(本の画像クリックでAmazonにリンクします)
私は本を手に取り、
「中井先生、助けてください。
診断名の自由選択制が本当に正しいかどうか私にはわかりません。
私はどうすればいいですか❓」
と心の中で念じました。
すると両手で持っている本の表紙から、関西訛りのゆっくりとした高齢男性の声が聞こえてきました。
声は突然語り掛けられて戸惑っているようでした。
中井久夫先生の本の表紙から聞こえてきた声は笑っていました。
5 | 中井久夫先生からのヒント |
---|
中井久夫先生の本の表紙から聞こえてきた声が笑っていたことに励まされ、中井久夫先生の著作を読んでみました。
すると、私が知りたかった「統合失調症の誤診」の答えがほぼほぼ書いてありました。
精神医学では誤診が相当数存在するが、患者は平然と誤診を受け入れること。
自閉症もその他の発達障害も、統合失調症と診断されてきたし、現在もされていること。
統合失調症の診断を受けて長期入院している患者の中には、統合失調症ではない人も相当数混じっていること。
精神疾患はひとたび診断を受けても、元気になればなかったことにされてしまうのが慣例であること。
1960年代のアメリカの反精神医学運動は、ジョン・F・ケネディ大統領の精神科病院削減の政策がきっかけとなったこと。
私が研究しているテーマは、既に中井久夫先生によって答えが示されていたのでした。
「診断名の自由選択制」以外は・・・。
おそらく「診断名の自由選択制」は私が考えていかなければならないことなのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋