みなさま、こんばんわ🌜

 
1 卒業研究の発表会

本日は通信制大学の 卒業研究の発表会 でした😀

卒業研究に取り組んでいる4年生が、それぞれの研究の進捗具合を発表します。

卒業研究に取り組んでいる学生は、4年生250人中14名です。

 

通信制だし、コロナ禍なので、発表会は リモート です。

自宅から参加できるので、便利で助かります😉🎵

2 研究が進まない

私は何と 1番目 の発表でした❗

何とか途中経過の報告をしました。

 

私の研究はあまり進んでいません。

骨組みはできていますが、肉付けがうまくできていない感じです💦

10月下旬から11月上旬にかけて、急に仕事が立て込んで忙しくなったことと、心理実習(医療領域 & 福祉領域)を集中的に受けていたことなどがあり、卒業研究にあてる十分な時間がありませんでした。

言い訳なんですが・・・😓

 

ここのところ、何とか結論をまとめようと統合失調症関連の色んな本を読んで頑張っていたのですが、全然まとまりませんでした。。。

アイデアは次々に湧いてくるのですが、私はどうもアイデアをきちんとした文章に書き出すのが苦手なようです💧

論文は情報の正しさと内容の深さが保証されているので、論文を書けるようになればスゴイことなんですが・・・。

 

それに、私の卒業研究は実証系の問題解決型研究なのですが、研究初心者にとってはテーマが難しかったようです。

修士論文が無難なテーマになっている理由 がわかりました💡

3 発表が苦手
 

実は私は1対1のコミュニケーションは得意なのですが、集団に向かって発表するのがとても苦手です。

苦手な発表を克服するため、いつもはあらかじめ ナレーションの音声入りの動画 を作っていたのですが、今回はとても時間が足りず、自分の声で発表することになってしまいました。。。

しかしやはり苦手なので、微妙な発表になってしまいました😅

集団に向けての発表スキルを身に着けることが、今後の私の課題です。

 

2021年度前期の卒業研究の発表動画👇👇👇

4 アイデアをいただいた
 

卒業研究発表で、N教授に指導していただき、同じ学生のみなさんから色んなご意見をいただきました😄

A の回答は私が答えた内容です😉

N教授の指導

実希さんの考える「統合失調症の誤診」の解決策として、診断名の自由選択制 がありますが、診断名の自由選択制は、論文の最後の「今後の課題」のところに入れるようにしてください。

 

実希さんは精神疾患ならば診断名を自由に変更可能とのことですが、診断名を変更しても、今まで使っていた治療薬はそのまま使えるのでしょうか❓

A. 全ての薬ではありませんが、統合失調症と発達障害で重複して使用可能な薬もあります。
治療薬に影響なく、診断名を変更することは十分に可能です。
H・Mさんからのアドバイス

もともとM-GTAによる分析を予定していたとのことですが、インタビューをとれた人数が1人だけなので、M-GTAによる分析はしない方向性になったんですね。

(通常、M-GTAはインタビュー人数10人以上で実施)

 

少人数の質的研究の分析には、SCAT を使うといいですよ。

SCATは手順が煩雑でかなり手間がかかるので、類似SCATを使うといいのではないでしょうか❓

H・Yさんからのアドバイス

診断名の自由選択制 で、自分の診断名をある程度自分で選べるようになることは良いことだと思います。

でも、精神疾患は詐称できるので、詐病が発生する可能性もあります。

詐病にはどのように対応していくべきだと思いますか❓

A. 精神疾患は詐病が可能です。

1970年代にアメリカで ローゼンハン実験 が行われ、健常者が精神疾患患者を偽り、精神病院に入院することができました。

精神疾患の詐病は十分に可能ですが、そんなことをしても当事者には何の利益もないので、する人はほとんどいないと思います。

 

私たちは心理職を目指している学生です。

心理職として何ができるかを考えた場合、心理職が精神科医に意見することによって、クライエントの精神疾患の診断名を変えてもらえるものなのでしょうか❓

A. 心理職が精神科医に働きかけることによって、クライエントの診断名を変更していただくことは十分に可能だと思います。

私は元看護師ですが、病院で入院する場合、患者さんのそばについているのは医師ではなく看護師です。

医師は診察や検査、手術などで多忙で、患者さんが入院する病棟にはほとんどいません。

患者さんの状態の変化や症状にいち早く気づくのは看護師です。

看護師が医師に報告すると、看護師の報告に基づいて医師が検査を行ったり、薬を処方したりすることが一般的です。

心理職がクライエントの症状や訴えに基づいて医師に報告することで、クライエントの診断名が変わることは十分にありえます。

診断名に反映されなかった場合でも、医師の頭の中には心理職が報告したクライエントの情報が残るはずなので、報告はムダにはならないと思います。

貴重なご指導・ご意見をいただき助かりました😄

5 学生のみなさんの発表を聞く

今日の卒業研究発表会で、他の学生のみなさんの発表 も見せていただきました😀

テーマはそれぞれ違いますが、もう2年間ずっといっしょに卒業研究に取り組んできました。

各セメスターごとに発表会があったので、どんな研究をしているかはわかっています。

アイデアの段階から研究が進み、研究として形になっているのが見れて、本当に良かったと思いました😄

 

学生さんは色んなテーマに取り組まれています😊

「感情表出のための芸術療法」「高齢者のナラティブ」「アディクション」「バーンアウト」「化粧心理学」などなど。

学生さんはほぼ全員社会人経験があるので、卒業研究にキャリアが反映されていて実践的で面白いです😄

中には大学院の博士前期課程(修士)を卒業された学生さんもおられるので、レベルはかなり高いですよ❗

6 卒業論文の書き方がわかった

他の学生さんの発表をお聞きして、他の学生さんの卒業論文には、学生さんがその研究のために調べ、学び、わかったことが書いてあることがわかりました。

私たちはまだ学部生なので、卒業研究もこんな感じで良かったんです😀

 

私の研究テーマは「統合失調症の誤診」です。

臨床心理学ではあまり研究されていないテーマであるため、先行研究のほとんどは精神医学研究です。

精神医学研究論文は、難しい内容がすごく簡潔にまとまっていて、文章の書き方、まとめ方がめっちゃ上手な論文ばっかりです。

私は先行研究の精神医学論文をお手本に、卒業研究の結論を書こうとして、書けませんでした😅

私の論文作成能力が低いのに、いきなり高度なことをしようとしてつまづいていたことがわかりました💡

 

私は卒業研究を書くために、たくさんの本や論文を読みました。

精神医学の診断方法についても調べ、動画も作り、なんとなくフワっとわかる程度にはなりました。

統合失調症について調べてわかったことを書けばいいんだ。

ということに気づきました❗

 

希望が見えてきました🌟

何とか卒業研究を進められそうです😀

卒業研究の最終提出まであと1ヵ月。

頑張ります😄👍✨

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋