みなさま、こんばんわ🌜

今日の大阪は更に暖かくなってきています😄

 
1 “10代にも多い精神疾患 小中学校でも教育を” 文科省に要望
🍀 NHKで報道(2021年3月20日)

“10代にも多い精神疾患 小中学校でも教育を” 文科省に要望 のニュースが、NHKオンラインニュースとNHKのお昼のニュースで報道 されました❗

 

 

2021年3月20日(土)のお昼のNHKニュース👇👇👇

🍀 要望した団体はシルバーリボンの会

厚生労働省に要望をした団体は シルバーリボンの会 となっています。

シルバーリボンの会には、統合失調症の家族会「Pure Light」 も参加しています。

統合失調症の有名な当事者団体として 「すきゾ!」 というグループがあります。

統合失調症の家族会「Pure Light」 は、その 「すきゾ!」 から独自グループとして分化独立したグループとのことです。

 

 

 

🍀 小中学校でも精神疾患の授業を

シルバーリボンの会 は、森野民子さん を中心に、統合失調症に対する偏見をなくすためのキャンペーン (「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」) をされていました。

10年ぶりの高等学校学習指導要領の改訂に向けての文科省と各専門家の先生方の長年の研究とご尽力の結果、2022年から高校の教科書に、40年ぶりに精神疾患が記載される ことになりました。

すごいですよね😲✨

しかし、精神疾患の発病や兆候は小中学校から見られることが多いため、小中学校から精神疾患の教育をしてほしい として、昨日3月19日(金)に厚生労働省に5万5,000人分の署名とともに、嘆願書を出しに行かれたそうです❗

 

2021年3月2日(火)朝日新聞(大阪版)朝刊の記事👇👇👇

2 義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい
🍀 統合失調症の対する偏見をなくすためのキャンペーン

シルバーリボンの会 は、森野民子さん を中心に、統合失調症に対する偏見をなくすためのキャンペーン (「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」) をされていました。
(もともと森野民子さんがお1人で活動されていたが、協力者が徐々に集まり、2021年2月22日に「シルバーリボンの会」と命名された)
 

統合失調症は 社会から見えなくなる病 とも言われており、少し前までは統合失調症のことはあまり社会に知られていませんでした。

なので、統合失調症を発症しても、家族さんは気軽に相談することはおろか、誰かに話すことさえできませんでした。

そこで、統合失調症について周知し、社会の理解を求めるために、「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」 キャンペーンの活動を始めました。

このキャンペーンはオンライン上でも拡散され、大きな反響がありました。

 

「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」キャンペーン👇👇👇

🍀 2022年度から高校の教科書に40年ぶりに精神疾患が復活

「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」 キャンペーンの結果、オンライン上で多くの人の署名を集め、2022年度から高校の教科書に40年ぶりに精神疾患が復活 することになりました。

シルバーリボンの会の思いが社会を変えた のです❗

3 シルバーリボンの会代表 森野民子氏
🍀 シルバーリボンの会代表 森野民子さんについて

シルバーリボンの会代表の 森野民子さん は、統合失調症当事者のご家族 さんです。

森野民子さんは、お子さんのおられる既婚のキャリンウーマンの方です。

お仕事をされながら、4人のお子さんを育てられた、とても優秀な方です。

統合失調症の有当事者団体として 「すきゾ!」 でも中心的な役割を果たしておられます。

🍀 森野民子さんは統合失調症当事者の母

森野民子さんには4人のお子さんがおられます。

しかし、そのうち3人は何らかの精神疾患を患っておられます。

そして、ご長男さんが 統合失調症の当事者 です。

お子様たちが精神疾患になられて、非常に悩まれたとのことです。
(全て森野民子さんのブログ(子どもが精神病になった!母の日々)からの情報)

 

森野民子さんのブログ👇👇👇

🍀 森野民子さんは本名ではない

森野民子さんというお名前は、本名ではありません。

ご長男さんが 「活動するなら名前を顔を出さないでほしい」 とのことで、森野民子さんというお名前で活動されることになったそうです。

🍀 社会を変える「母の想い」

森野民子さんのブログを拝見すると、お子さんたちを献身的に支えられている様子が伝わってきます。

精神疾患や抗精神病薬についても、非常に熱心に勉強されておられます。

お子さんの言動に振り回されながらも、1人の母としてお子さんたちを心から愛し、お子さん方の行く末をとても心配されておられます。

「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」 キャンペーンは、こうした 子を想う親の気持ち が活動の原点となったのです。

「母の想い」 が社会を動かしているのです。

「母は強し」 なんですね😊

 

2021年3月5日の森野民子さんのブログ👇👇👇

4 統合失調症をめぐって変わりゆく社会
🍀 統合失調症「見えなくなる病」

30年前までは、精神疾患の大部分を統合失調症が占めていました。

精神医療は統合失調症のためにある、と言っても過言ではありませんでした。

しかし、30年前までは統合失調症の研究が進んでおらず、疾患や発症した当事者に対する理解が不十分でもありました。

ひとたび統合失調症を発症すると、患者さんは精神病院に長期入院を余儀なくされていました。

統合失調症が 社会から見えなくなる病 であるというのは、統合失調症の当事者が精神病院に長期入院することによって、社会からその人の存在そのものが「見えなくなる」 ことを指します。

🍀 統合失調症をめぐって変わりつつある社会

30年前であれば、統合失調症当事者や家族が声をあげることは、考えられないことでした。

しかし、2003年に 統合失調症 がそれまでの 精神分裂病 という病名から現在の 統合失調症の病名に変化 してから、統合失調症をめぐって社会に様々な変化が起きています。

🍀 変化を求める声

今、精神障害者当事者や家族会から、社会に向けて色んな声があがっています。

「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」 キャンペーンは、たくさんあがっている「声」の1つと言えると思います。

そして、私がしようとしている 「発達障害なのに統合失調症と誤診されているケース研究」 も、そんな声の1つなのです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋