とらわれ過ぎると、自分の世界を狭くしてしまって、狭い世界でどう充実させていくかという考えになってしまって、その外にはもっと広い世界があるってことを見失ってしまうのかもしれません。
私は2年ちょっと育児に専念してきました。
化学的流産や不妊の時期を合わせると3年近く子どもについてばっかり考えていました。
不妊の時期は基礎体温の数字に一喜一憂する日々…
NICU・GCUの時期は、赤ちゃんの体重の増減や体調に一喜一憂する日々…未熟児について調べまくって、でも祈ることしかできず、ただできるだけそばにいて見守って、必死に搾乳して…
退院してから今までも、できるだけそばにいて、必死で2人の成長を見守って…
外にはたくさん出て、子育てサークル行ったり公園行ったりして友達が増えて…
時々いっぱいいっぱいになることもあるけど、充実した日々だと感じてきました。
でも、どの時期でも共通して何かを押し殺してる部分があるな…と感じてました。
子育てを想定して仕事を選んだので、内容に物足りなさを感じていたり、
子どもが、生命力をフルに使って生きようと頑張ってる時に自分だけ好きなことやってられない‼︎って自分のために使う時間を極力短くしていたり…
子どもと離れたくないがために美容院ですら1年半近く行ってなかったり…
今、自分の仕事復帰の準備として、自分のことを考えるときが増えてきました。
やっぱりここでも、できるだけ子どもとの時間を大切にしたいって気持ちに揺るぎはない‼︎
だから、自分の好きなものを生かして自分で仕事を始めたいと思うようになりました。
その第一歩として、ある養成講座を受講しました。2日間子どもを預けて自分の好きなことに没頭しました。(地元開催だったので、夜寝る前の子どもには会えるので安心でした。)
子どもの事を考えない時間がこんなに長かったことがなかったし、自分のやりたい事に集中できたこともしばらくありませんでした。
それを通じて、自分はなんて狭い世界に留まっていたのか⁈と気づきました。私自身のやりたいことをやってもいいんだ‼︎って少しだけ自分を許せた気がしました。同時に自分の中で世界の広がりを感じました。
誰かのために頑張るとか何かを我慢するとかいう考え方はダメではないと思うけど、誰かの影みたいになって自分らしさは失われていくのかもしれません。
何事もバランスが大切で、偏りすぎるとよくないですね。