ようやくお正月休みに入った。
今日は朝寝坊するぞ〜〜〜〜と思っていたのに、
歯茎が痛くて目が覚めた。
結局寝付けず、早起きしました。。。(ノ_<。)
まだ腫れが残っている。
痛み止めが切れるとまだ辛い。。。
薬はあと1日分だけど、大丈夫かな〜〜〜〜不安だ。。。
最近コンビニスイーツが美味しいって話を、
いろんな人とよくしている。
「これは絶対おすすめだから食べてみて!」と力説され、
早速買いに行った。
ファミマの「ふわふわケーキオムレット」。
2種類あるうちのチーズクリームを食べてみた。
フワッフワで軽くて美味しい!!!
しかもボリュームもあるから食べ応えもあって、
小腹が空いたときにバッチリだ。
コンビニスイーツは何と言ってもリーズナブルなのが嬉しい。
ためらわず買えるもんね。
今度はチョコの方も買ってみよっと!!!
ファミマの「ふわふわケーキオムレット」
★3です。
さてさて、ベスト3の発表も今日の小説編でおしまいです。
年末に3日もお付き合いして頂き、ありがとうございます。
ううっっっ感激の涙が〜〜〜〜
決して歯が痛いわけではなく〜〜〜
まずは第3位!!!!
『ストーンサークルの殺人』(M・W・クレイヴン/ハヤカワ文庫)
舞台は英国カンブリア州。
そこに点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見される。
杭に貼り付けにされ真っ黒に焦げた焼死体。
その焼死体の口の中に、男性器がねじ込まれていた。
衝撃的な3体目の死体を分析したところ、
停職中の警官ワシントンの名前と「5」という文字が刻み込まれていた。
事件に何も身に覚えがないワシントン・ポーだったが、
停職を解かれ捜査に加わることになる。
そして事件の真相が明らかになっていくわけだが。。。
衝撃的な事件と、闇に埋もれた犯罪と、
ポーの過去の事件が複雑に絡み合い、
少しずつ真相に近づくところが圧巻です。
ページをめくるのがもどかしいくらい、面白かった。
その結末は。。。。
それについての感想も言いたいけれど、
これから読む人のためにとっておきます。
「この本読んだよ!」と声をかけてほしいです。
そしてこのポーの相棒になるブラッドショーがすごくいい。
彼女はSCASで分析官として働いていて、
痩せぎすでノーメイクで丸眼鏡、
世間一般の常識に疎いが、とびっきりの頭脳の持ち主だ。
彼女が操作に加わることで、物語に温かみが増したと思う。
この二人はシリーズ化してほしいと思っていたら、
第3作まで書かれているみたい。
次回作も是非読みたい〜〜〜と思っていたら
第2作が最近発売された。
『ブラックサマーの殺人』
これも面白かった。
ポーに「大変なことになった」と言われたら、
何をおいても駆けつけるブラッドショー。
そんな信頼関係が羨ましい限りです。
続いて第2位!!!
『路上のX』(桐野夏生/朝日文庫)
どうして少女は「少女」というだけで搾取されなくてはいけないのか?
ここに書かれている3人の少女は、どの子も保護者がいない。
保護者がいないというだけで、襲いかかって搾取しようとする男たち。
自分で身を守るには、少女たちはあまりに弱く非力だ。
一家離散により、いる場所がなくなった真由。
義父からの虐待を逃れるために家を飛び出し、
身を売りながら生きようとするリオナ。
そこに、彼氏からの暴力とレイプと妊娠で行き場がなくなったミト。
そんな彼女たちを食い物にしようと、男たちが群がってくる。
時には優しく声をかけ、「味方だよ」と思わせながら牙を剥く。
誰も少女たちを本気で助けようとしない。
自分の欲望のはけ口にしようとする。
少女は、女は男のおもちゃじゃない!!!!!
読みながら、何度も叫びそうになった。
それなのに、男どもは少女を「弄んでいる」自覚がなく、
「救済」している気でいるのが、本気で腹が立った。
そして、そんな少女たちに心配して声をかけるのは女だけ。
現実でもそうだ。
その昔、痴漢に遭ってるとき助けてくれたのはいつも女性だった。
とにかくこの本は、小説だけど、ものすごくリアルだ。
本来なら、そういう少女たちを保護し、守らなければいけない。
SNSで「家に帰りたくない」というSOSを発見したら、
すぐに救助できるようなシステムができないものだろうか??
少なくとも、居場所がない少女たちが安心して暮らせる場を
つくってほしいと、切に思う。
この本を読んですぐに、
12歳の少女がJKビジネスで襲われたというニュースがあった。
そのニュースを見て、
「12歳でJKビジネスやるって、どんだけ金が欲しいんだよ。
ひどい目にあっても自業自得じゃない?」と言った男がいて、
ぶん殴りそうになった。
殴りませんけどね~~~~~~
『宝島』(真藤順丈/講談社文庫)
読んでいるときに、読み終わりたくないって思う本がある。
この本がまさにそうだった。
まだ本土返還前の沖縄。
米軍基地を襲撃し、奪ったものをみんなに配る戦果アギヤー。
その一番の英雄が、襲撃後に姿を消す。
彼の行方を捜しながら、故郷を取り戻すために、
それぞれの立場で戦うグスク、ヤマコ、レイ。それに不思議な少年のウタ。
彼らの声が読みながら聞こえて来た。
震えが伝わってきた。
最後のウタの手紙を何度も読んだ。心が熱くなり泣けます。
何度も何度も踏みつけにされ、痛めつけられ、
それでも沖縄人はあきらめない!!!
私もあきらめないぞ!!!
きっと元気が出ます。
ぜひ読んでみて!!!!!
最近、本はあまり読めなくなった。
寝る前に布団の中で読むのが好きだったのに、
疲れ切っているので、すぐ寝てしまうのだ〜〜〜(ノ_<。)
もっともっともっと、読みたい!!!
読みたい本がたくさんある!!!!!
今年は読んだ冊数は少なかったけど、面白い作品によく当たった。
『フーガはユーガ』(伊坂幸太郎/実業之日本社)も面白かった。
伊坂氏は好きな作家さんだけど、これは好きなタイプの本だったなぁ。
『ある男』(平野啓一郎/文春文庫)も良かった。
平野氏の本を読んだのは初めてかも。
他の本も読んでみたい。
『護られなかった者たちへ』(中山七里/宝島文庫)は
映画化もされて、今公開中かな。
身につまされ、読んでいて体が痛くなった。
みんなに読んでほしい一冊だ。
ただ、読んでいて気になったのは、
「生活保護を不正受給してる人が多い」というような印象を受けること。
現実に不正受給しているのは、件数ベースで 2%程度、
金額ベースで 0.4%程度とのこと。
とても多いとはいえない。
そんなことより、使えないマスクにナン億円も使ってる方を
問題にしてほしい
来年もいっぱい読めたらいいなあ。
面白い本と出会いたい!!!!
時間が、、、時間がほしいよ〜〜〜〜