こんにちは。

心と体の健康寿命を延ばす専門家
小嶋美紀です。


夏は、そうめんとか
ざるそばとか、
冷たくてつるっと
食べやすいメニューが
多くなります。


その時、私は
めんつゆと一緒に
必ずわさびも使います。


皆さんはいかがでしょうか。


わさびは、
日本原産の香辛野菜です。


独特の風味と辛味が特徴で
日本料理では
広く使用されています。


わさびには、強力な
抗菌作用があります。


わさびの成分である
イソチオシアネートは、
細菌やウイルスの増殖を
抑制する効果があります。


特に、生魚と一緒に
わさびが使用される理由は、
食中毒の予防に
役立つためでもあります。


この抗菌作用により、
食品の保存にも
利用されています。


また抗酸化物質も
豊富に含まれています。


イソチオシアネートは
活性酸素を除去する
強い抗酸化作用があります。


さらに
ヘキサラファンという
抗酸化物質も含まれ、
これはそもそも
活性酸素を発生しにくくする
働きがあります。


これらのダブル効果によって、
ガンや心血管疾患などの
慢性疾患のリスクを軽減し、
また、認知症の原因となる
脳の酸化ストレスも軽減できるので
認知症予防にも期待ができます。


わさびには
抗炎症作用もあります。


イソチオシアネートが
炎症を引き起こす
酵素の活性を抑制してくれます。


これは、
関節炎や筋肉痛などの
炎症を伴う疾患の症状緩和に
役立ちます。


また消化を助ける
効果もあります。


わさびに含まれる成分は、
胃酸の分泌を促進し、
消化酵素の働きをサポートします。


これにより、
消化不良や胃もたれを防ぐ
効果が期待できます。


さらに、辛味成分が、
血行を良くします。


血液の循環を改善することで、
冷え性や肩こりの改善に
役立つとされています。


また、血流の改善は、
心臓や脳への血流も
増加させるため、
これらの臓器の健康維持にも
役立ちます。


他にも、
免疫系の機能を強化する
効果もあります。


これによって、
風邪やインフルエンザなどの
感染症に対する抵抗力を
高めることができます。


わさびは低カロリーでありながら、
食欲を増進させる効果があります。


過食を防ぐので、
ダイエットをサポートすることが
できます。


また、消化促進効果により、
代謝が向上することも期待できます。


わさびは
健康に良い効果が多い一方で、
過剰摂取には注意が必要です。


過度に摂取すると、
胃や腸に刺激を与え、
胃痛や下痢を引き起こす
可能性があります。


適量を守って、
バランスの取れた食事に
プラスするといいですね。


日常の食事に取り入れて、
その健康効果を
最大限に引き出してください。