レチノイン酸 合併症 ~その2~

高カルシウム血症の診断で、
緊急入院となって、2日目。

カルシウム濃度が下がってきた
けど、まだまだ高い状態。

2日目も点滴で水分を補給しっつ、
ステロイドでカルシウムを尿へ排出、
利尿剤3回/日で、大量に入れてる
水分の多い分を尿カテで排出。

夕方くらいから、全身が浮腫み始めた。

でも、同じく夕方くらいから、カステラやキャラメル(最近、ハマってる)食べると言ってみたり、
何より、起き上がって座れた!

グッタリし始めてから、
オムツを替えては震えて痛がり、
抱っこしても震えて痛がり、
とにかく体を動かすと震えて痛がって、
すぐに横になろうとしていた。

その震えも治まってきた!
その上、30秒くらい立ち上がった☆

回復の兆しが嬉しかった!

油断は出来ないけれど、
少し心が落ち着いた。

他に、この日の回診で問題が。

娘はもともと牛乳が大好き。
この日は、朝からいつも以上に
牛乳を飲んでいた。。。

抗がん剤を始めてから、ジュース類は一切受け付けず、飲むのは水と麦茶、牛乳のみで、水分補給の指示が出てから、この3つで頑張っていた。

しかし、今回はカルシウム濃度を低くしようとしている。
のに、牛乳でカルシウム補給しちゃってる!?

う~ん、でも、もともと好きだもんね~

ってことで、ま、1リットルも
飲まなきゃ大丈夫かなーということで、特に制限はされなかったけど、こういう話が出ると、気になり始めてしまう。

けれど、まだ本調子では無く、ちょっとしたことですぐに怒って泣き出す状態の2歳児。。。
ダメと言えば、暴れだす(T-T)

ま、すこーし減らす方向でいってみよう!

大丈夫、大丈夫!
きっと、良くなる!



















レチノイン酸 合併症  ~その1~

グッタリし始め、食事も取れなくなって、3日目。

1日目はレチノイン酸の最終日。
2日目、レチノイン酸が抜けたら、また元気になるかな?と、淡い期待で様子見。
3日目、好転しなかったので、電話で病院に相談。

取り敢えず、痛み止めでも使ってみようか?
と、受診することに。

電話しながら、き電話を切ったあとも、
グッタリする娘を前に泣きそうだった。
何だか分からない、巨大な不安で。

半泣きで、念のための1泊の準備をして、病院へ。

直ぐに採血検査。
すると、脱水症状プラス電解質バランスが崩れていることが判明。
腎臓に負担がかかっているってことで点滴開始。

血中のカルシウム濃度が高すぎる。

腎機能が落ちる
    ↓
脱水状態
     ↓
体内の水分が少ない
      ↓
カルシウム濃度が上がる
       ↓
高カルシウム血症じゃないかな

という診断で、緊急入院。


腎機能がいまいちで、脱水気味だから、
水分をたくさん取るようにとは、
退院前から言われていた。

その状況に、レチノイン酸の合併症が
重なり、一気にグッタリするまでに
なったんじゃないかなーってことらしい。

レチノイン酸では珍しい副作用らしい。

先ずは水分をどんどん入れて、脱水状態を改善。

しかし、この日は点滴を多目に入れているのに5時間以上、尿が出ない。

カルシウム濃度も上がってしまったため、
利尿剤のラシックスを投入。

併せて、尿カテも入れて、ステロイドも使った。

悪化すると、意識障害も出始めるってことで、
心モニターまで付いた。

もう、不安でしょうがない反面、
病院で処置して貰えて、
これで、翌日にはきっと元気!
と、若干強引に希望も湧いてきた(^-^)

きっときっと、大丈夫!
信じなきゃ、娘を!

大丈夫!大丈夫!







レチノイン酸  1クール目

前記事で書いた方法で飲み始めて
スタートから3日が経ったくらいから、
顔が何だか火照ったように。

耳の穴まで真っ赤。

始めると、全部の油を持っていかれて、
カッサカサになると聞いていたから、
お風呂で、濡れたままの状態で
ベビーオイルを塗りまくり。

タオルで体を拭いた後で、
クリームを塗りまくり。

リップクリームは1日中ちょこちょこ
塗りまくり。

お陰で、娘の顔は常にテッカテカ(* ̄∇ ̄)ノ

それでも、顔や頭が、カサカサしだして、
唇はちょこっと切れたりして、
血が出たりしはじめた。

でも、この時点では、ご飯を食べるにも、
歯を磨くにも、支障は無さそうだった。

でも、何だかご機嫌がメチャクチャ
悪くなり始めたので、なんとなく
アイスノンで冷やしながら寝たら、
翌朝には、また元気☆

でもこの元気も3日しかもたず、
それどころか、立つのも辛そうに。

水分はとるけど、食事はほとんど
受け付けず。
1日中、グッタリ横になり、
グズグズすること2日。

レチノイン酸を始めてから、
たまに足が痛いと言い始め、
外来で先生にも相談したけど、
足が痛いと言うわりに、
公園でも走り回れたし、
外来での輸血中も
「ヨーイどんっ」
と、繰り返し。

先生も「???」の状態で、
あまり気にしていなかった。

でも、痛がってグッタリし始めると話は別。
一気に、不安が巨大化する。

入院生活の始まりも骨がきっかけだったし。

良くない事ばかり頭をよぎる。

グッタリして、3日目、急きょ病院へ。