昨年の9月に恩師が亡くなった。
学校の先生ではなくて、10年学んだ室礼の先生。
一般の室礼のお教室とは違い、
「歳時記」「有職」「仏教美術」をベースに
色々と教えていただいた。
お相撲の見方、美味しいお菓子、軸の見方、
器、お作法、イタリア料理…。
ありとあらゆる雅なもの。
10年間先生と言うより、メンターとして
アタクシ自身の軸として習った師匠。
最後の言葉は「お勉強続けてね」だった。
先生が亡くなった後も集まって勉強を続けている。
3月は大茶会への参加…。
お茶を学んでいるのは8人中二人だけ。
師範代を持っているお裏のカワちゃん
表を習い始めて3年の友ちゃん。
お茶とお花のお免状は最低限の花嫁道具。
と、豪語する母に受け方だけ叩き込まれた。
お茶会は数回参加した事がある。
エセ経験者。
その他は全くの素人…。
和室の貸しスペースをレンタルして
お茶会の特訓をする事になった…。
主菓子は毎年お教室で頂いていた南無寒椿。
この箱を見るだけでまだ涙が出てくる。
ちょっと小さくなった?
世知辛いわぁ。
季節を楽しむ術を教えていただいた。
美味しい椿。
東大寺・二月堂で人々の穢れを落とし、
天下泰安を願ってくれる
お坊さん達に感謝してパクリ。
泣ける…。
お濃い茶
旨い…。
お濃い茶は苦くなくて旨いのよ。
でも、高いから普段は飲まない。
棗は黒柿…。
先生の琉球紬を崩して作った古帛紗に乗せて。
眼福、眼福🩷
友ちゃんがお濃い茶と椿を用意してくれたので、
アタクシは縁高(菓子入れ)と干菓子を用意した。
6人もいるからね。
お干菓子は3種類。三大銘菓を用意。
金沢・森八の長生殿
島根・風流堂の山川
新潟・大和屋の越乃雪
これ旨かったぁ。
確か、これも繊細な所で頂いたことある。
ヤバい涙が止まらない…
縁高に入れた椿と菓子盆の写真はないけれど、
これも先生に頂いた象彦のもの。
折角出したから…
夜は二人晩酌。
冷蔵庫の作り置きを並べて。
コレまた、先生に教わった能作の酒器を出して
箸置きものり糊こぼしの椿。
ままごとの帰りに買った
金子半助の天むすとお惣菜の唐揚げ
独りでちびちびやりながら、
記憶の中の先生とお話しして…。
学んだ知識を少しずつ生活に取り入れて行こう。
淋しさ消えないけれど、
早く悲しみが日常にかき消される様に…。
人は淋しさが過ぎると、病気にかかる。
淋病と云うらしい…。










