港区いじめ防止対策基本方針の策定について | ちほぎ みき子 オフィシャルブログ「小さな声をカタチにします!」Powered by Ameba

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 昨日の区民文教常任委員会では、いくつか報告事項がありました。


その一つに「港区いじめ防止基本方針の策定」があり、


具体的な取組みについて報告を受けました。


平成25年6月に国の法律「いじめ防止対策推進法」が策定され


第12条には地方公共団体においても、地域の実情に応じて


いわゆる地方いじめ防止基本方針を定めるよう


努力規定が盛り込まれました。


港区はこのような国の法律がなくても、いじめ防止対策など取り組んできていますが、


十分足りてるわけではないので、


さらに、いじめの未然防止や早期発見・解決に具体的に取り組んでいく必要があります。


報告では、その組織体として


港区いじめ問題対策連絡協議会、


港区教育委員会いじめ問題対策委員会


港区いじめ問題調査会


の3つを設置します。


各機関との連携をより強化していくためにです。


私は、以下について指摘しました。


全体的に法にもとづいた対策の組織ではありますが、


それは、大人側の体制づくりです。


もっと、子どもの側に立った、具体性のある取組みが必要ということで、


先生方の指導の下に、児童・生徒たちの主体的な委員会組織である


たとえば、給食委員会や保健委員会や、図書委員会や放送委員会のように


「いじめ防止の委員会」(ネーミングは考えて・・・)をつくり、


その委員会を中心に、


学校に派遣されているカウンセラーと児童・生徒たちとの研修会で、


加害者・被害者・観衆・傍観者といういじめの四層構造を学んだり、


朝のあいさつ運動に、いじめ防止をもっと取り入れたり


学校内の風土づくりを、子どもたちが主体的に


盛り上げることが必要と、私立他校の例を上げて、


提案をさせていただきました。


まだまだ、中味的にはこれからですが、


いじめはなかなかなくなることは、むずかしいですが、


乗り越えていけるように、前に進むことが大切です。