母のことで、不思議なことがありました。もしかしたら、根拠があることなのかもですが、訪問看護師さんも不思議がってたので、医学的な根拠はないのかも…ですが。


母は、足もですが、手の血流も悪くて、なかなかパルスオキシメーターで酸素飽和度が測れませんでした。

爪の色も普段から悪くて、足のカテーテル治療目的で入院するまでは手の指先の皮膚も紫色でした。

ただ、朝目覚めたときだけ、手があったかくて、酸素が測れてました。98とか100%のときもありましたから、安心はしてました。


でも、ヒューヒューいってたし、排尿回数も減ってたし、足の浮腫も…主治医に聞いても納得いく返事も検査もなかったので、全身状態が知りたいのもあって、カテーテル治療を希望したのです。

外来受診である程度の検査をして、入院となり、また検査をしました。

前にも書いたと思うのですが、肺炎、足の感染、慢性的な膀胱炎、心臓も弱ってる…カテーテルによる合併症のリスクがかなり高いとのことで、治療断念して5日で退院。(嚥下がかなり悪くて、鼻管栄養のまま帰宅)結局、栄養もきつそうで、なかなか受け付けずだったのですけどね。元々、低栄養だったのでしょうが、感染症のためにもっと低アルブミンになってて、入院中にアルブミン投与してくれてましたが…


それで、退院してから嘘みたいに爪の色がよくなりました。酸素も測れる。

値は低いですが…

でも、測れるようになったおかげで、大体の母の状態がわかりました。

訪問看護は、経管栄養が1日三回から二回に減らされたため、二回しか訪問しないし、合わせても一時間にもならない。適当なところで止めてもいいですと言われるだけ。

看取りに入る話し合いもなし。


ふうん。なるほどね。

母の酸素が測れるなら、判断しやすいかも…

呼吸状態とか見て、酸素が80%くらいから、60くらいまで下がりだした時に、家族みんなに連絡しました。

訪問看護も、管理者に来てもらい、判断してもらいました。今日明日でしょうって。

そのときには、家族は仕事を早退してたり、そうでなくても駆けつけてくれてたので、みんなで夜通し過ごせました。

母の酸素が測れるようになったことは、ほんとに不思議です。そのおかげで、判断できました。

主治医に対して、在宅医療に対して、不満、不信、いろいろありますが…

結局、母の最期にみんなが立ち会えた。

それはよかったと思います。

ありがとね、ばあちゃん!