「SMAPの5人とファンに敬意を」スマスマ最終回、ソフトバンクがスペシャルCMに込めた思い

12月26日に最終回を迎えた「SMAP×SMAP」。

番組中に流れたソフトバンクのスペシャルCMに「なんて粋なの」「泣いた」と感動の声が集まっている。【山崎春奈 / BuzzFeed】

ソフトバンク広報部は、BuzzFeed Newsの取材に対し「約6年間をともにしてきたSMAPの5人、そしてファンの皆さんに敬意を表して作り上げました」とコメントした。

「さよならじゃ、ないよな」

2009年にイメージキャラクターに就任したSMAPは、時には海外ロケも交え、多数のCMに出演してきた。

今回放送されたのは、「オリジナル スマイル」(1994年発売)をBGMに、過去のCMの総集編となる一夜限りのスペシャルバージョン。

SMAP5人の出演シーンの合間に、以下のようなテロップが挟まれた。

<あんなことや
こんなこと
いろいろしていただきました。
今まで
本当に
ありがとう。>

最後にはソフトバンクのCMでおなじみの「お父さん犬」が
「さよならじゃ、ないよな」
と、視聴者の思いを代弁するようにつぶやいて終わる。

これまでのCMでは「SMAP→SoftBank」だったロゴが「SoftBank→SMAP」に変わっていたことも「愛を感じるメッセージ」とファンの涙を誘った。

SMAPの5人とファンに敬意を

SMAPは2009年6月から2015年6月まで、同社のイメージキャラクターを担当。

累計80本ものCMに出演した。

ソフトバンク広報部によると、今回のスペシャルCMは「白戸家」をはじめ同社のCMを手がけてきたクリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光さんの発案によるもの。

SMAPとの契約期間は昨年時点で切れているため、この一夜のために新たに契約を結び直し、作り上げた。

スマスマ最終回にあたって、ソフトバンクとしても約6年間をともにしてきたSMAPの5人、そして、ご支援くださったファンの皆さんに敬意を表したいという思いで制作しました。

紛れもなく一度限り、一夜限りのスペシャル版。今後の放送予定はありません」