コロナ感染を防ぐ方法として、
手洗いしよう っていうのは
知らない人はいないと思う。
これまでトイレに行っても手を洗わなかった人も、
まさか今は洗ってるよね?
では、本当に手洗いって有効なのか、その理由を書いていきたい。
これを読めば、もう
指先だけ濡らしてシャツで拭うとか
水だけでもジャバジャバ洗えば安心だとか
手を濡らした後に髪の毛整えて「OK」とか
やっていたことを改めることだろう。
そして、手洗いの意味が理解できたら、
周りの人に教えてあげたくなるかもしれない。
状況は非常にシンプルで、圧倒的に多数の感染した患者は、
すでに発症した人、または一両日中に発症する段階の人に触れ、
その手で顔を触っている。
だから、
いつも手をきれいにしておこう
【画像引用】AFP 特集:新型コロナウイルス感染症「COVID-19」
ウイルスは、RNA、タンパク質、脂質という3つの要素で構成される。
ウイルスの表面は脂質で守られている。
石けんとアルコールは脂質を溶かすため、ウイルスが活動できなくなる。
皮膚はウイルスがくっつきやすい。
接着剤でくっつくように貼りついているので、水だけでは流しにくい。
石けんは脂肪を溶かし、皮膚から簡単にウイルスを剥がしてしまう。
皮膚表面は細かい凹凸があるため、アルコールでの拭き取りは不十分な可能性が高い。
石けんで洗う時も、
ざらざらデコボコの皮膚に貼りついているウイルスを剥がすんだ!
と意識して、よく洗おう。
以上のことが理解できれば、どのような手洗いが有効なのか自ずと考えられ、
マニュアルを暗記していなくても実行できることだろう。
ここで、厚生省の推奨している手洗い方法を載せておくね。
それと、手が荒れやすくなるので、
ハンドクリームでのお手入れも追加すると良いと思う。
手が荒れるとお肌のバリヤーが壊れるから、
そこから感染しやすくなると心配される。