朝ごはんの重要性が説かれたのはいつからなのだろう。

企業の保健指導でも定番のテーマだ。

朝ごはん食べない派の私としては、少々耳が痛い。

 

今日は真剣に検討してみる。

 

一日三食を大事にしているあなたも、

食事に時間を割くのはもったいないと考えているあなたも、

ぜひ一緒に再考してほしい。

この記事を読んだ後は、「納得してすっきり!」になるかもしれない。

 

農林水産省のページから要点を抜き出してみる。

 

01. 朝ごはんを抜くと脳や精神に悪い影響が!?

朝食を抜いて学校や職場に行くと、なんとなくイライラしたり、集中力が出なくて、
勉強や仕事がはかどらないことはありませんか?
これは、脳のエネルギーが不足していることが原因です。

えっ? そうだったんだ!

初っ端からショッキングな見出しだ

 

02. 脳のエネルギーはブドウ糖

脳の活動エネルギーは主にブドウ糖の働きによるものですが、
ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができず、すぐに不足してしまいます。
つまり、空腹な状態で起きた朝の脳は、エネルギー欠乏状態。
朝にしっかりごはんを食べないと、脳のエネルギーが不足し、 集中力や記憶力も低下してしまいます。

なるほど

朝にブドウ糖を摂るのが良いんだね

 

03.朝はごはん食がオススメなんです

不足したエネルギーを補うには?おすすめは、ずばり!お米を食べる「ごはん食」です!
ごはんは粒食なので、ゆっくりと消化・吸収され、なだらかに血糖値を上げて、長時間維持します。
つまり、脳にとって非常に安定したブドウ糖の供給源なのです。
さぁ、気持ちよくシャキッと1日を始めるために、朝からしっかりごはんを食べましょう!

ふむふむ

朝食が必要というよりも、

ブドウ糖を摂って

血糖値を下げないようにするといいよ

ってことだね

 

 

ところで私は、長いこと朝食を摂る習慣が無い。

高校生までは祖母が食事を作ってくれていて、

ご飯食だったことは覚えている。

トーストを朝食にしていた記憶もあるが、いつ頃だろう?

独り暮らしをするころかな。23~24歳くらいか。

休日は確実にブランチで、2食しか食べなかったと思う。

食事を自分で作らねばならなくなって、面倒だったのだろうか。

いや、たぶん食べたくないから遠慮なく抜くようになったんだ。

 

朝食を食べないことで、頭がぼーっとするとか、

力が入らないという感覚に陥ったことはない。

恐らく私のライフスタイルには、朝食を食べないことが合っていたのだろう。

 

さて、最近になって私は一日一食を2か月ほど続けた。

健康に良いだろうと思ってやったことではない。

それが好都合だったので、試しに昼食を抜いてみたのだ。

 

新しい環境が学校だった。

決まった休憩時間にだけトイレに行くことが許されており、

それがとても行きにくかった。

「行きたい時にトイレに行けない」という

精神的プレッシャーに非常に弱い私は、

思い切って昼食を食べないことにした。

 

授業中にお腹が空いて集中できなくなるのではないか。

そんな心配は簡単に消えた。

「行きたい時にトイレに行けない」という精神的プレッシャーがなくなり、

授業に集中できた。

頭も非常に冴えていた。

食べないから午後も眠くならず、快調快適そのものだったのだ。

帰宅までの間に、空腹感に悩まされることもなかった。

授業の荷物だけでも重いところに、お弁当を持っていく必要もない。

お弁当のために夕食のメニューに悩まされることもない。

夕食には、食べたいものを食べたいだけ食べた

 

デメリットといえば、

食事を作るのが面倒な時のために買っておいた、

インスタントラーメンや冷凍食品を消費する機会がなくなったことくらいか。

 

しかし離れて暮らす姉が、とても私を心配した。

お昼抜くの?

じゃあ、朝と夜はしっかり食べなさいよ

 

「え? 元々朝は食べていないけど。」

 

えーー!?

そんなんじゃ病気になっちゃうよ

一日一回しか食べないなら、
朝食をしっかり食べるのが常識よ!!

 

体感的に「そんなことない、調子良いし」と思いつつも、

姉を安心させるために、

何か裏付けになる話が落ちていないかと検索をかけてみた。

すると、一日一食を推奨している記事が結構ある。

なんと、アスリートで実践している人もあるそうだ。

では、その貴重な一食を、

いつ食べるのが良いのか

 

これについては、東洋医学の考え方として、

次のような説明が載っていた。

 

朝食を断つのは東洋医学の考え方に基づきます。
東洋医学では、昼12時~夜8時は摂取の時間(食事の時間)、
夜8時~朝4時は消化の時間(消化して栄養分に変える時間)、
朝4時~昼12時までは排泄の時間(老廃物を出す時間)とされています。
老廃物を出す時間にしっかりと食べてしまうと、毒素を出しきる前に再び入ってくることになり、徐々に毒素が蓄積していくことになるため、朝食を断つことがよいというわけです

【引用】eo健康 特集:プチ断食特集 2014年10月2日

 

私は、こちらの方が納得できる。

説明に納得するというよりも、体感的に合っているということだ。

私の姉のように、

「朝食をしっかり摂らないとダメ」というライフスタイルならば、

そのようにするのが最適だと思う。

どこかの団体・マスメディアが推奨する理論に振り回されることなく、

自分の体や心としっかり向き合って決めるのが最善だろう

やってみて調子が悪かったら、修正していけばいいのだ

 

いずれにしても大切なのは、

食事の回数じゃなくてだってことだよね。