腰を痛めてからは
今までしていたなんてことのない
普通のことができなくなりました。


☆動き

仰向けになれない。
寝る時は常に横向きでした。


朝、起きる時は腰をさすって
筋肉をほぐしながら
からだをクネクネ動かしながら
ようやく起き上がっていました。
ですが、激痛が走ります。
起き上がるのに15分くらいかかってました。


顔を洗う時の前屈みの姿勢ができない。
膝を曲げて、前の壁に膝をぶつけて寄りかかって
からだは曲げない状態で洗ってました。


10分以上立っていることができない。
キッキンでの調理や片付けは
途中途中で椅子に座って休んだり
椅子に座ったまま鍋をかき混ぜたり
とにかくずっと立っていることができませんでした。


座るときはある角度で必ず激痛が走ります。

立ち上がるときも同様です。

歩くときは歩幅が小さくゆっくり。
ビックリするくらいゆっくりにしか
歩けませんでした。

少しの段差も腰に響いて痛みを感じます。

くしゃみは恐怖でしかありませんでした。
出そうになったら無理やりとめてました。



☆赤ちゃんのお世話

抱っこができない。
抱っこして動かさないといけないときは
腰に負担がかからないように
細心の注意を払って持ち上げてました。

おろすときも同様です。

でもたまにすごい激痛が走ります。

この抱っこでの持ち上げとおろしで
すごい激痛を感じたのが4.5回あるのですが
このときに骨が潰れたんだなと
今では思います。


この激痛を感じたときは
からだが前にも後ろにも動かせず
動かすとからだがどうかなっちゃいそうな感じで
からだの中がバキバキバキっと
音を立ててるような感じがしました。

赤ちゃんを落としてしまいそうになるのを
必死で耐えました。


オムツを替えるときは
前屈みができないので肘をついて
痛みに耐えながらお尻を持ちあげて
オムツをずらしながら
やっとの思いで替えてました。


授乳は日中はソファで
背中にもクッションを挟んで
授乳マクラも使って
前屈みにならないように。

飲みながら寝てしまうことが多く
くわえたまま寝てしまい
取ろうとすると起きてしまうことが多く
そのまま2時間とか膝の上で寝させていました。

動かず座っているときは
痛みは感じていませんでしたが
朝の起き上がりのときと同様で
腰をさすって筋肉をほぐしてからじゃないと
立ち上がれませんでした。

しかも赤ちゃんも一緒に
持ち上げないといけないので
だいたい激痛を感じていました。



☆生活

基本ワンオペだったので
常に赤ちゃんと一緒でした。


買い物には全く行けませんでした。


ベビーカーは7ヶ月からの
B型を買おうと思っていたので持っていませんでした。


ずっと抱っこをしていることができないので
もちろん出かけられませんでした。

出かけられるのは
夫が一緒のときだけだったので
夫のお休み日だけでした。


散歩に行ってあげたくてもいけないので
ベランダに少しの間抱っこして出たり

抱っこして郵便物を取りにポストに行くのが
精一杯でした。




こんな状態だったので
とにかく食べものに困りました!!

買い物にも行けないし
立っていられないから作れないし。


どんどん痩せていきました。


産後1ヶ月で妊娠前のプラス1キロまで
落ちていましたが(8キロマイナス)
更に6キロ落ちて46キロなりました。


履いていたピッタリ目のデニムが
ゆるゆるになってました💦


本当に引きこもりだったので
気持ちも暗かったです。


腰に負担がかからないように
赤ちゃんを持ち上げるときと
おろすときに気をつけていても
1日に何回もあるし
泣いてたりすると
慌てたりしてしまうので
そういうときに
腰をあらたに痛めちゃうことが多かったです。


そして何よりも
夫に理解してもらえなかったのが
一番辛かったのかなと思います。


ギックリ腰を何回も繰り返している
と思っていたので

『なんでまたやっちゃうの?』

なんて言われてしまって…


骨粗鬆症はくしゃみしただけとか
尻もちをついただけでも
骨折しちゃうくらいに
骨が弱っているんだから

しかももうその時には
圧迫骨折をしていたわけで…



そもそも赤ちゃんを持ち上げて
抱っこすることなんて
しちゃいけなかったんですよね。

しかもワンオペだなんて。



それなのに
夫は家にいるときだけ
私がオムツを替えようと
抱っこしようとすると
『俺がするから!!』とすごく怒っていました。

でも私からすると
日中はひとりで何度もしているんだから
今だけやってもらっても…
と思ってしまっていました。


そんなにやるなって怒るなら
仕事を休んでくれたらいいじゃない!!
ってすごく思いました。

全然、思いやりを感じなかったです。


私の母はすごく心配して

『こっちに(実家に)帰ってきたら?』

と言ってくれたのですが

やっぱり父のこともあるし

姉の家族が同居していて
人数も多いし

などと考えると実家には帰れませんでした。


そして義母の方は
産褥期のお手伝いのときに

全くお手伝いになってなくて
かなりストレスを感じてしまったので
全然お願いする気にもなりませんでした。


この産褥期のお手伝いについては
私の母もかなり怒ってました。

母は自分が出来ないから
お願いしていたところもあって
あんな状態だったので…


そんな感じで
どうしたらいいのかわからずに
1日1日が過ぎていきました。