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ミキバレエアカデミーのブログ

荒川区のバレエ稽古場のブログです。

レッスン前にバレエクラスとは別にエクササイズを1つ教えています。

先日、生徒に長座(両足を前に出して床に座る)にさせたら
腰が丸い!!ガーン

これはお尻からモモ裏にかけての筋肉が縮んで骨盤が後ろに倒れているせいなのですが、

ここが短くなっているのはバレリーナには致命的

〇脚を上げたときに骨盤を傾けないと上げられないのでバランスが崩れやすい
〇体が前に倒せない、脚が上がらない
〇膝裏がきれいに伸びない=脚が美しく見えない
〇太ももやおしりが大きくなりやすい
などなど

筋肉が縮んでいなくても上記に書いたことは起こりえるのですが、
縮んでしまってはその確率も高くなる滝汗

もちろん、けがの確率も高くなる。。。。

なんてこった。。。チーン


最近はソファーや椅子で過ごすことが多く、床の上に座ることが少なくなってきたので、最近の子供たちは股関節が固くなってきているとも言われていますが、

でも海外の子たちはちゃんとストレッチでカバーしているもの!

骨格の違いだと言われたらそれまでですが、
でも、環境だけのせいにはしたくない。
それを防ぐ手段はいくらでもあるはず。

寒くてストレッチに向いていない時期ではあるけど。。。
いいえ、バレリーナは1年中バレリーナであって
甘えたくないし、甘えたらそこで終わり。

やりましょう、ストレッチ。
鍛えましょう、我が体筋肉

気持ちのたるみはなくしてみせる筋肉
バレリーナの美脚を目指して!

オランダの方は何でもストレートに言います。
好き嫌いもストレート
良いこと、悪いこともハッキリ

遠回しにあやふやな言い方はしません。
ほかの外国の方もオランダ人はストレートに話すって言うくらいなので、日本人からしたらかなりのストレート。

空気を読むことなんてほぼないです爆  笑

お隣の国、ベルギーはもっと断るときにはやんわりと言うのでストレートな話し方もオランダのお国柄なんでしょうね。
はっきり言いはするけど、私の住んでいる町はまだ丁寧な言い方をします。
言われてそんなに嫌な気持になることはあまりないです。
どちらかというと、相手の気持ちがはっきりわかるので付き合いやすいかな。

でも、どうしても「ムムム...」ってなる人がいてあせる
この数か月、毎週毎週仕事で会わなくてはいけないのですが、
その人に会うのが嫌で、どうしたものかと悩んでいたんです。

私が日本人でやんわり言われることに慣れているからその人のことが気になるのか....
その人と会う時にはいつもオランダ語で、私の語学のボキャブラリーが足りないから言いたいように言われるからなのか....
アジア人が嫌いなのか....(めったにお目にかからないけど、たまにいます。)

でも仕事は仕事としてやっていかなくてはいけないし、
その人と一緒にやることも多いので、その曜日だけはいつも憂鬱あせる

その仕事場でほかのことでも、どうしたものかと悩んでいたので
もう!ムキー

もう!!ゲッソリ
の繰り返し 苦笑

子供たちの笑顔だけが生きがい 笑

楽しい仕事だけやれたらいいんですけどね 苦笑
そうはいかない、仕事ですもの。
人生ですもの。

私が悩んでいても相手には伝わらないし、相手は変わらない。
気分はブルーだけど、とりあえず笑顔になって気にしないようにしよう。
気にしない風に見せてしておこう。


と、頑張ってきた数か月。

つい先日、上司が
「ミキ、大丈夫?あの人、難しい人だから...」って。

やーだー何?!
オランダ人でも難しいって思うの?!

私だけじゃないの??

もう、気持ちがすーーーーーーっと楽になりました照れ

そして、上司が
「ミキ、ありがとうね。いつも頑張ってくれてるもんね」って。

「ありがとう」
こんなに感謝の言葉が心にしみるとは....


見てくれていた。
見てる人は見てくれている。

よかった、笑顔だけでも保ってて。

慣れない環境で困りながら、慌てながら、
毎回、どうしたものかと悩みながらやってきたけど、
その言葉だけで報われました。

大きな勉強ができた大切な経験でした。

遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。

今日からミキバレエのレッスンも始まりました。

皆さまお正月はいかがでしたか?
私は年末までは頭がピリピリするくらい働いて、年明けはの〜んびり過ごしました照れ

頭がピリピリしたのにも関わらず、まだ間に合っていないので、今はピリピリ全開で仕事モードで頑張ります💪

さりげなーく新しくなったのが
ミキバレエのロゴ。




前回のロゴの形とほぼ一緒ですが、ちょっぴり雰囲気が変わりました。


2019年
一つづつ丁寧に、どんな時でも遊び心を忘れずに進んでいきたいと思います。
ミキバレエのラスボスが誰よりも率先して楽しんで、周りを巻き込んでみんな一緒に楽しんでいきたいと思いますグラサン


今年もどうぞよろしくお願い致します。






生徒さんが、はっっ!!びっくりって言葉を仰ったので私の気持ちを整理するためにもブログに残します。

踊りは、1つのステップとステップが繋がって踊りになります。

細かい箇所は飛ばしていきますが....
バレエは動きやポーズの前後も大切になります。

例えば、
ピケ アラベスクをするのに、プレパレーション(準備)がきちんとできていなければ(=プレパレーションの形が正しくなければ)、アラベスクの形もグチャグチャになるし、綺麗なポーズで止まることもできないから、プレパレーションは大事。


アラベスクが綺麗にできたら、アラベスクの終わり方(足の下ろし方)がきちんと出来ないと次のステップがうまくいかない。

なぜなら

ステップの“終わり”は次のステップの“始まり”

だから。


だからこそ、ステップを丁寧に終わらせなければ次に繋がらないし、踊り全体が「なんじゃこりゃ!」になってしまう。

それを話した後に生徒さんが
「踊り方に人生観が表れている」
って言われて、もう度肝を抜かれました


一つづつを丁寧にこなしていくから次がある。
たしかに!!

「ま、いっかぁ」ってなる時もあるけども
それでも今、自分のいる環境や状況の中でどこまで気持ちをコントロールして持っていけるのかで次の動きが決まる。

適当にすれば、次の動きの始まりが適当になるし
大切にすれば、次の動きの始まりも大切に動いていく。

もちろん、「大切にやったのにうまくいかない!!」ってなる時もあります。
神経質になりすぎたら反対におかしくなることもあります。


それは
基本的な準備の何かが抜けているか、
その時の状況に上手く合わせられなかった時。


性格が踊りに出る事は知っていましたが滝汗
こんな風に人生観とバレエを合わせて考えた事がなかったので新たな発見。


一つづつを丁寧に
一つづつを確認して
次につなげていく。


毎回そこまで考えられないことも多いけど、
でも、今いるトコより良いトコに行きたいなら
それを怠ってはいけないんだなって


しみじみ
しみじみ
しみじみと
体の奥まで
感じました。


何気ない会話で出てきた言葉がこんなに心に響くのは年末だからかしら。

今年も残すところ後9日。
最後まで丁寧に過ごしていこうと思いました。


2018年は終わるけど、2018年のミキバレエのバレリーナたちの姿をもう一度みてほしいラブラブ
(2018年 発表会舞台裏 をクリックしてください)




先日、こちらの幼児クラスの生徒の着替えを手伝ってた時、生徒が自分の胸を触って
「見て〜おっぱい」
って爆笑

「そうだね〜おっぱいだね〜。先生もあるよ」
って言ったら
「なんで?」と。

なんで?!
なんで。。。えっと、えっと、人間だから?
違う、犬猫もあるから、動物だから?!
どう答えようって考えている途中で、生徒の興味が他に移ってしまい答えないまま終わってしまいました。

幼児あるあるですかね。
興味が1秒で変わる爆笑

ママとお話をしたら、ママがちょうどご出産された後で赤ちゃんにおっぱいをあげているからだろうと。


この他にLOVEって書いてあるTシャツを着ていた時も「LOVEって何?」と聞かれた時も
「えーっとえーっと」ってなりました滝汗

子供の「なんで?」はいつも突然で驚かされます。

前に小学生の生徒に「先生、これパドブレでしょ?(動いてみせる)、こっちもパドブレでしょ?(動いてみせる)こっちとこっちって同じ名前で何が違うの?」って聞かれたこともあります。

あぁごめん、パの名前をはしょってたびっくり
パ・ド・ブレ・クリューとパ・ド・ブレ・ドゥシューね

自分がちゃんと伝えてなかったことは反省ですが、疑問を思って聞いてくれたことがすごく嬉しかったのを覚えています

長年バレエをしていると
「今さら聞けないよね」って疑問がたくさん出てきます。

ジュッテとデガジェって何が違うの?!
ルチレとパッセの違いって?!
なんで土踏まずをあげるの?

そんな疑問を一つづつ大切にしていきたいです。


なんでおっぱいがあるかを幼児にわかりやすく答えられる自信はないですが、これらは答えられる!
どーんと来い!!です