お次は、島津自治会館の少し北に位置する場所ですが、

何とも説明のしにくい場所です。

自治会館から北上して、国道に抜ける左への道を上がり、

左に曲がって、すぐを左、板金屋さんを過ぎて未舗装になったところです。

下の画像のように、何だかさっぱりわかりにくい場所です。

なのですが、左手の林の中に稲荷社があります。

恐る恐る進んで行くと、脇の暗がりに…

不気味さMaxの雰囲気で、崩壊してゆく石造物が二基。

ツタが絡まり、主尊の青面金剛でしょうか、剥がれ落ちています…

合掌している二臂が更に恐怖心を煽ります。

ストロボをたかないと写真も撮れません…

そして、隣の石祠。

こちらも崩れ落ちる寸前で、針金と支えのコンクリート柱が痛ましいです。

側面に「庚申」の文字のある石祠型庚申塔との情報でしたので、

写真だけは撮ってみたものの、崩れていて判読不能。

石仏の多くはこうして土に還るのかとも思いますが、

ちょっと残念な最期のような気がしてなりませんでした。

石仏探しというより、肝試しに近い場所でした…

大和市深見の庚申塔群4