自分のために逃げた日々。

8月にとある試験に落ちて以来、
約2ヶ月、私は現実から逃げたのです。

受け止めたくない現実から目を背けないと、
自分を見失いそうになってしまう瞬間。

あるでしょ?
あなたにも。

よく、慰めの言葉で多くの人が言うじゃないですか。
辛い時は泣いていいんだよって。

その言葉はありがたいんですよ。
全て、この人なら私のこの痛みも何もかも受け止めてくれるんじゃないかな、って思えるからね。

でもね、
私、強がりだし、人前で
泣きたくないんですよ。

わざわざ自分で悲しい現実を
泣くことによって認めなんかしたら、
私は、もう戻って来れない気がする。

だからこそ、
自分を知ってるからこそ、
私がした選択、それは、
逃げる。だったんです。

私は、上手くいかなくて、傷ついている自分を認めたくなかったし、自分を惨めだと思いたくなかったんです。

どちらかといえば、

私、今、こんなに幸せ!
失敗なんてしてないんだから!
新しい道だって探せる!って、

思いたかったのかもしれません。

だから、少し前の私は、
自分の好きなことを好きなだけして、
何も考えない日々を過ごしたのです。

みんなも逃げていいんですよ。
自分という存在が分からなくなったら、
楽しいことをして、現実から逃げていいの。





自分の好きなことを、
少しの失敗や進路の迷いなど、
そんな些細なことで失ってはダメよ。

少しぐらい遠回りしてもいいのよ。

自分の好きなことを失ったら、
それはもうあなたの人生を失うも同然よ。

だから逃げて。
逃げることを恐れないで。

絶対に大丈夫。

だって、いずれ気づく時がくるわ。
自分と向き合える時が来たんだなって。

それに気がつく瞬間とは、
好きなことをしているときなのよ。

なぜでしょうね。
100パーセントの気持ちで楽しめない瞬間に気づく瞬間がくるの。

この楽しいことを続けるには、
何かしらの仕事につかなきゃ、
こういう大学に行かなきゃ、って
そんな感じで先が見えてくるの。

好きなことが教えてくれるの。

だから、私は今ゆっくり自分の進みたい道を
自分で決めることができる気がするわ。

逃げて、逃げて、そして、
自分の好きなことを再確認するの。

そして、それを失わないためには
どうしたらいいのかって、考えるの。
人間は考えられる生き物よ。

好きなことがいずれあなたを救うわ。
とことん好きを極めて。

だから、逃げてもいいの。
あなたが逃げてもあなたの人生は逃げないし、将来が見えないなんてことは絶対にないわ。