話題の映画を立て続けに見てきました☆
「八日目の蝉」と「ブラックスワン」。
両方とも本当に見ごたえのある名作だったと思います。
でも
両方ともむっちゃむちゃ「怖かった」。
もう「八日目の蝉」なんて途中で外に出ようかと思いました。（汗）
なんというか。。。。
母子、特に母娘の密着愛のすごさですよね。
情愛の深さの裏返しはエゴ（自己愛）なのだと思い知らされます、はい。
でもこれもなければ子供は育てられないよねえ。。。はあ。
どちらとも俳優さん、特に女優さんがすばらしかったです。
永作博美、ナタリーポートマン、ひまわりちゃん（今名前ど忘れしました。）
敢えて男優さんはしょぼくしたの？といいたくなるくらい、
女性ドラマですわあ。
ポートマンは10キロ落とす大減量とバレエの特訓でこの美しさ。
ちょっとここからはねたばれ。
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この映画2001年にカンヌでグランプリを取った「ピアニスト」というフランス映画の
翻案ですね。
決してパクリではなく、この映画にインスピレーションを得てるんだろうと思います。
芸術のために何かを犠牲にした女性と、母娘の葛藤。成長と崩壊。
ラストがまったく同じなのでピーンときました。
正直う～んと思ったのですが、これだけ見ごたえのある物に作り上げていたら
これはもう天晴れだと思います。人間の暗部や葛藤を描きながらもハリウッドらしく
CGを駆使しながら娯楽大作にしたんだから。
「ピアニスト」は内容よりフランスの
俳優ブノワ・マジメル目当てで見ました。
でも、もうその内容の凄惨さに「見るんじゃなかった～～～（泣き）」と今でも思うほど
すごい映画でしたわ。でもカンヌ・グランプリですからね。
人間の狂気とホラーをCGやファンタジーなしで淡々と描くんですもの。
ハリウッド映画はどれだけ「こわ～い」映画を作っても
必ずカタルシスがあるんですよね。
ヨーロッパ映画はあくまで「現実」。
どちらがいいかは好みですよね。
この記事を見て「ピアニスト」見てみようとは絶対思わないでくださいね～～。
責任取れませんっ。（笑）
ブノワ見たいわ（ハート）と思われた方は、彼がルイ14世に扮した
「王は踊る」がお薦めです。