こんにちは。しばらくブログをお休みしてご無沙汰していました。
11月になってようやく秋晴れの青い空が戻ってきましたが、例年より寒いですよね。
お元気でお過ごしだったでしょうか。
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                    一昨日歩いたときに拾った紅葉。どんぐりトトロは妹が作りました☆
 
せっかくいいお天気なので、午前中は毛布を干したり片付け物をしたりでぱたぱた動き回っていました。
 
そろそろ庭の花も植え替えしなくては。。。
とりあえず、レモンバームを放っておくと枯れてしまうので、刈り取って乾燥して保存することにしました。二、三日でからっと乾くので簡単です。そのままポットに入れて
お湯を注ぐと美味しいハーブティーになります。カモミールを乾燥させたこともあるのですが、カモミールは上手くいきませんでした。いくら乾燥させても、青臭さが残ってお茶にしても飲めないんです。
 
でも、レモンバームお手軽です。パスタソースの空き瓶に入れてみました。中身は先週乾燥させた分。
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冬場はこれを飲んで、風邪にならない抵抗力をつけたいものです。
目指せ!ベニシアさん的生活(笑)
(レモンバームの効能は こちら  )
 
いろいろ片付けていると、なくしたと思っていたものをいろいろ発見。
飾ろうと思ったのに、いざとなったら見つからなかったムリリョの「大天使ミカエル」
のポストカード。さっそくフレームを買わなくては☆
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「小さなお茶会第7巻」も発掘。ミンが大喜びしそうだわ。
それと同時に使わない無駄ゴミも大量に。。。。。
もういい加減哺乳瓶とかいらないしね。捨てます、今度の燃えないゴミに。
多分年末までに10袋ぐらい捨てることになりそう。
 
さてさて、私は毎年11月になると必ず読む本があります。
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トルーマン・カポーティー作、村上春樹翻訳「クリスマスの思い出」。
最初は大好きな山本容子さんの銅版画の挿絵に魅かれて買ったのですが、物語の美しさ、やさしさと、村上さんの絶妙な日本語訳の魅力にとりこになり、
絶対手放せない一冊になりました。
 
物語は両親に放棄されて、歳の離れたいとこと暮らす少年の話。カポーティー自身の子供時代をモデルにして描いています。
 
毎年11月の末になるとクリスマスのケーキを焼く準備をする二人の
素朴で純粋な暖かい心のつながりにいつも心を打たれます。
誰もが持っているけど、いつのまにかなくしてしまう子供心の純粋さと哀しさが
クリスマスを迎えるシーズンにあまりにもぴったりなのです。
 
この本のシリーズには他にもクリスマスを題材にしたものがあって、欲しいな
と思っていたのですが、90年代に発行されたものでもう廃刊になっているので
手に入れるのをあきらめていました。
 
ちょうどこの間「ウィアーザソウル」をアマゾンで注文するときに、だめもとで
検索してみたら。。。中古で在庫有りってでるじゃあありませんか。
さっそくぽちっと。
 
届きました。中古といってもおそらく書店で売れ残ったもので誰も開いていない
新古だったみたいです。この本の挿絵もほんとに素敵。一ページ一ページワクワく
しながらめくっていきました。
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物語はというと、こちらはカポーティーを捨てたお父さんと過ごしたクリスマスを画いたもので、「クリスマスの思い出」とは反対のちょっと辛いお話。
カポーティーが亡くなる前に残した最後の作品ということもあって、心にずっしりと
したものが残ります。
 
両親の愛を受けることができなかったことが、カポーティーの人生のスタート地点であり、創作の原点になり、同時に崩壊の一番の原因にもなったのですが、
父親との葛藤を乗り越え、不器用で未熟な愛を亡くなるほんのわずか前に確認した
のだということを、この物語を読んで感じることができました。
 
この本も一生物になりそうです。
 
「ウィアーザソウル」もなかなかよかったです。
マイケルだけのDVDも欲しかったけど、いろいろなアーティストのステージが見られるのは楽しい。スティービーの映像なんて他になかなかないですしね。
 
最近マイケルのことも調べれば調べるほど、「よくわからない~」ってなることが多くてお疲れ気味でしたがこのDVD見て少し元気に。
 
こんなにいろいろ活躍してきた人のことを一年やそこら調べたところで全体像をつかもうって言うのも無理というわけで、ぼちぼち楽しみながらやっていこうと思います。元々私生活にはほとんど興味ないですしね~。
 
動画やインタビューを見過ぎて目が痛くなるより(私もそういう時期もありました)、案外他のアーティストの音楽を聴いていたり、本を読んでいて「あっ」という発見をすることも多いです。映画とかね。
 
そういう意味でも一人のアーティスト「マイケルさん」を時間をかけて追っかけていくのは楽しいのかも。カポーティーとマイケルもうすーいながらも接点があります。また、その話も記事にしたいと思います。