スリラーのあのトランペットを吹いた、Jerry Hey氏。ちょっと気になってたので
調べてみました☆
現在は白髪のこのダンディーな姿。
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一番左がJerry Hey .トランペットで高い音出してるとおでこが広がると言ううわさ(私の偏見?)があるけど
Jerryさんはふさふさ。どんなに高い音を出しても平気なんだあ。感心。
 
なにせあのファンファーレが印象的でどんな方だろうと思っていました。
有り得ないほど高音域の音をあっさり吹いていて、初めて聞いたときは
シンセサイザーかコンピューターで作ったのかと疑ったほどでした。
 
クィンシージョーンズがマイケルのアルバムを製作するために集めたミュージッシャンは世界トップレベルだったと言われますが、この方の経歴を調べたら
それはもう素晴らしいです。
・マイケル関係。
Jacksons
「Can You Feel It」
ジャクソン兄弟の声も高いけど、トランペットの音も高っ。
ジャクソンズ版「宇宙のファンタジー」
 
「Shake Your Body (Down To The Ground)」
  あの「パララパッパッパッパパララララ」でーす。
 
『Wiz』
「Ease On Down The Road」
はあ、いつ聞いても楽しい☆でトランペットの最高音ですがF♯だと思うんです。
これって普通出ない音なんじゃないのかな。。。トランペットに詳しい方がいたら
教えてもらいたいです。(調べてみました。出すことは可能だけど、用は「使える」
かどうかみたいですね。JAZZプレイヤーなんかはびしびしこのあたりの高音域を使ってるようです。なんにせよかなりの腕でないと吹けない音なのは確かなようです。)
 
マイケル・ジャクソン
『Off The Wall』『スリラー』
 
「Working Day and Night」
デモバージョン。ホーンセクションの超絶なアンサンブルがよく聞けます。
いい仕事してます!
・マイケル以外でアルバムに参加したアーチストは
アースウィンド&ファイアー、エルトン・ジョン、ホイットニー・ヒューストン
ダイアナ・ロス、ポール・マッカトニー、グラディス・ナイトピップス、スティービー・
ワンダー。。。。。。。など数知れず。
 
 テレビ映画、映画の音楽でも「あっ、あの音楽のトランペット!」というほど有名どころはほとんどこの人が参加しています。
 
・クィンシー・ジョーンズと
「鬼警部アイアンサイド」
 「ウィークエンダー」で使われてましたっけ?新しいところでは「Kill Bill」でも使われ  てます。
 
白装束がHey氏。途中からのソロに注目。Q様の指揮もかっこいい。日本でのコンサート。
 
「愛のコリーダ」
 
同じく日本でのLiveから。
 
・80年代~90年代の大ヒット映画でも軒並みJHサウンドが聞けます。
「Back To The Future」1,2,3(1ではプリンシプル)
 
「Predator」
シュワちゃんも。
 
「Rocky」2,3
スタローンも。 
 
「The Untouchables」「A Few Good Men」などその他多数の映画音楽で活躍
 
・アレンジ・作曲も多数手がけています。
「Star Wars ジェダイの復讐」の「Jedi Rocks」を作曲。
 
きりがないのでこの辺で。ぜーぜー。
 
当時はマイケルの声が「Off The Wall」から「Thriller」にかけてすごく変わったなあとびっくりしたのです。それまではソフトだった声が、パンチのある声に変わって、何にたとえるかといえば「トランペットみたいな声」。すかっと立ち上がってよく響き、切れ味が良い。
 
今、Beat It のデモを聞くと、歌詞がなくてハミングなのでその分余計にトランペットみたいです。
 
 
Hey氏とはWIZ以来の付き合いなので、影響受けたかな。
 
Hey氏の経歴を調べましたが、1950年生まれ、大学で学んでSeawindというバンドに所属ぐらいしかわかりません。
でも音楽歴だけで十分ですね。
 
本当にアメリカのプレイヤーって凄い。オットの知り合いのトランペットの先生でアメリカ 留学されてた方に聞くと、アメリカの音大でトップ1,2,3ぐらいのトランペット専攻の卒業生はオーケストラじゃなくて、ポップス界に行くそうです。
 
今でもよく聞く84年ロスオリンピックのファンファーレ。
凄く難しいので、ハリウッドやブロードウェイの劇場のプレーヤーをかき集めた
精鋭だったそうな。。。(Heyさんが吹いていたということではないです、念のため)